早いもので、娘が誕生してから1ヶ月が経ちました。
そりゃもう大変な1ヶ月でしたが、それ以上に、幸せをありがとう!と思える1ヶ月でした。毎日変化していく娘に感動して翻弄されて癒されて
既に妊娠中の体調不良や出産の記憶はキレイに消去されつつあります…いやはや生き物のカラダはよく出来てますね
本当に記憶が薄くなっちゃってるので、最後の出産レポは、かいつまんでダイジェストな感じです笑
出産レポ第4弾
すんなり爆誕した娘。
お口の中の羊水をスポイトで取ってもらい、臍帯が繋がったまま私の胸の上にやってきました。
娘を間近で見てわかったこと&思ったことは
背中の産毛すごいな!!
胎脂&赤ちゃん由来のうんちべっとり!!
私の知ってる赤ちゃんの匂いではない
↑たぶん、胎脂の独特な匂いだった
娘はすぐにおっぱいを吸い始めました。
誰が教えたわけでもないのに上手…
でも上手だったのは、この時だけでした。
これ本当不思議なんですけど、ゴールデンアワーと呼ばれる産後のおよそ1時間だけは赤ちゃんがおっぱいを飲むのが上手らしいです。
この後から2時間おき授乳がスタートしますが、苦労したな〜。右パイは上手く吸うのに、左はダメとか…。
母親の胸の上に置いてスキンシップするのはskin to skinと呼ばれてます。ゴールデンアワーにskin to skin をするメリットは、母親との絆を深める、母親の肌の常在菌を赤ちゃんに移して免疫力アップ、栄養価の高い初乳を飲ませるため等、、、色々理由がありとても重要視されているとのこと。
帝王切開など何らかの理由でskin to skinが出来なかったらcheek to cheek をするとのこと。それか、母親ではなく父親の腹の上に乗せることもあるらしいです。
skin to skinをやるとギャン泣きだった娘は泣き止みました安心するらしい。入院中は娘は真っ裸におくるみ、私はエプロンみたいなパジャマ(裸エプロンみたいだった…)だったので、娘が泣いたらskin to skinで安心させて泣き止ませてました。
↑これくらいで泣き止んでくれる生まれたての時期が既に懐かしい。。。
そして、skin to skinのまま夫が臍帯を切りました。
この時思ったのは…私が頑張って産んだのに臍帯を切るというオイシイとこを旦那が持ってくのって違くね??ってこと笑。私も切りたかった…
生まれてから1時間程経ったくらいで、
娘:B型肝炎のワクチン
日本では出生時は打たないんだっけ…な??
娘:ビタミンKの注射
日本ではシロップ。注射の方が効果てきめんとのこと。
娘:体重、身長測定
娘:軽く身体を綺麗にしてもらう
私:後産
胎盤しっかり見せてもらいました!!デカっ!!
私:尿道カテーテルを再び入れて尿抜き
まだ麻酔効いてるから痛くない。尿がたくさん出ないとお股の回復が遅れるとのこと。
こんな感じで、割とイベントだらけ。
私の麻酔はまだガッツリ効いていて、おヘソから下は全く動かない。看護師さんと旦那に抱えてもらって、分娩台から車椅子へ。娘はオムツ替えの台みたいなワゴンに乗せられました。
私の車椅子は看護師さんが、娘のワゴンは夫が押して分娩室から入院のお部屋へGO!
入院期間は、産んだ日を入れずに2泊3日。
日付が変わるギリギリ前に産むと日付を越すところをカウントされてしまう。なので、夜産むなら日付が変わってからの方がベター。(入院期間を少しでも長くするため。妊婦本人が調整するのは難しいけど笑)
私は午前2時くらいの出産だったので、良い時間帯に産んだようだ
1泊目〜2泊目の日は赤ちゃんの検査が目白押し。
聴力検査
遺伝子スクリーニングのための採血(州で義務付けられている)
黄だんチェック
産婦人科医による私のチェック
小児科医による娘のチェック
だったかな。
ひっきりなしにヒトが来る。対応が大変。だってまだ足が麻酔で動かない、麻酔が切れても股が痛い。(授乳中も飲める鎮痛剤をもらえます。)
途中、母乳飲ませ指導の看護師さん(ラクテーションナース)に飲ませ方指導をしてもらいました。既に乳が出てる私のパイを見て、amazing!!beautiful!!と
日本では出産前から乳頭マッサージする話をしたり(アメリカでは出産後から)日本の保険制度の話をしたり(アメリカには国の保険はない)。この看護師さんとは雑談ばっかだったな笑。
2時間おき授乳、しょっちゅう体温や血圧を測りに来る看護師さんに英語で対応、夫バスケマンはソファーで爆睡…、自分は足が動かない、動くようになっても股が痛い!そして手首付近の点滴の針が刺さったまま!地味に痛い!!それなのに娘が泣いたら上半身をよじって赤ちゃん台を引き寄せて…
バスケマンよ。
ここらへんの恨みは一生忘れねぇぞ!!!
さて。
アメリカの出産は入院期間が短い。
身体が全く回復しないうちに家に帰ることになります。でも、もっと入院したかったかと言うと…
早く帰りたくてしょうがなかったです!
私が今回出産した病院はその地域で一番良い(費用が高い)ところでした。(駐在で来てる日本人は大抵その病院で産む)
なので看護師さんの対応も良いし(給料にすごーく相関するとのこと)間違いない麻酔科医が揃ってる。
でも帰りたかった!!
その理由は、食べ物!
病院食なのにtheファーストフードなんですよね
↑これはフレンチトースト
美味しかったのはハンバーガー。アメリカではやはりアメリカらしい食べ物が美味しいと思います…。
一応毎回オーダーしましたが半分はバスケマンに食べてもらって、私は家から持参したおにぎりとバターケーキ(陣痛の時に作ったやつ!!)を食べて体力回復に努めました。
おにぎりとバターケーキが無かったら、もっと出産直後は大変だっただろうなぁと思います。食べ物大事!!
産後のナプキンや産褥パンツ、着替えも予備まで持って入院しましたが、全部貰えたのでいらなかったな。もっとたくさん食べ物を持って入院すれば良かった!
退院日はプロのカメラマンが部屋に来て記念撮影しました。写真を気に入ったら、後日データを買うシステム。私はボロボロで写真に撮られるのは億劫でしたが、記念だし、、、頑張った笑(眉毛だけ描いた)
さすがプロ、赤ちゃんあやしが上手かった!
日本で父に買ってもらったミキハウスの白いおくるみ(フリフリ付き♡)に包んで撮影
それと、娘のソーシャルセキュリティーナンバーの手続きや出生証明書の受け取り、産婦人科医・小児科医の最終チェック。
午前中のうちに看護師さんが来て、ゆっくり、わかりやすい英語で赤ちゃんと私のカラダの注意事項を説明してくれました。
この時の看護師さんがすごく親切で、最後、ちょっと涙が出そうになりました…
生まれたてホヤホヤの娘を私と夫しかいない家に連れて帰るのは、渡米する時よりもずっとずーーーっと不安を感じました
娘を病院のおくるみに包んで…
↓この柄のおくるみ、どうやらアメリカでよく使われるものらしい。病院のCMとかドラマでよく見ます。
私が娘を抱っこして車椅子に乗り、おじいちゃんが押してくれます。夫が荷物を持って、いざ退院
車のチャイルドシートに娘を座らせるのに一苦労!チャイルドシートって、ベルトが固いんですね安全のためですが、未だに毎回手こずります。。。
家へ帰る途中、
妊婦健診の時に大きなお腹を抱えてトコトコ歩いた道を通りました。
走馬灯ように色々思い出して…
まあー、泣けた!!!
短いようで長かった日米での妊娠期間が終わった感慨深さ、無事に出産した安堵、これからの不安………
号泣しながら帰宅
そしたら、、、
玄関にこんなものがー!
こんな可愛い風船と一緒に
頂いたお祝いについては、また今度まとめてブログにしよう
この後、私はシャワーを浴びて寝ました。
…が、もうこの時からおっぱいVS娘の戦いは始まるのです…。
今日はここまで。
長ーい記事を最後まで読んでいただきありがとうございました