初めての合不合判定テスト、お疲れ様でした。

 

過去問や前評判では4教科とも難易度高めな印象で、特に算数は塾から配布された対策プリントの出来がひどかったので、爆死やむなしという覚悟で臨みましたが全体的によい結果でした。

 

偏差値で4教科、算数、理科は60台、国語、社会は60弱。志望校判定も今の時期は一喜一憂するものではないと思うのですが、素直に喜んでいました。

 

問題の国語。


自己採点で150点満点の80点台と思わず天を仰ぎましたが実際解いてみるとなかなか酷な難易度ではありました。

 

で、じっくり分析してみると、失点した原因が分かって伸びしろが見えてきた気がします。

 

大問1の物語文も大問2の論説文も読解は概ねできていたようです。2の問題は解答する時間が足りず空欄が多かったです。

 

まず選択肢問題。


以前はできていた「部分チェック」が甘くなっていました。

 

例えば、1の問1 選択肢アを最初に読んで「何となく合っている」と思って選択、一番やってはいけないパターン。エを冷静に読めば正答できたと思いますが頭では既にアを選択していたのでそのまま失点。


井上秀和先生の「文章読解の鉄則」の鉄則7「選択肢は2、3パーツに分けよ」、鉄則8「記号選択問題は曖昧な記憶で解くな、その都度本文で確認せよ」という基本的な事が守れていませんでした。冒頭スタートダッシュしようとやや雑になってしまったようでしたが、急がば回れ、基本に忠実にやるよう話しました。


大問2の問7は、鉄則12「選択肢に『本文の言い換え』があれば答の可能性が高い」ってやつでした。また、この鉄則には「文中の言葉があからさまに使われていたら、ひっかけの可能性を考えよ」と付記されていますが、まさに選択肢アはこれですね。見事に釣られていました。





本を見せたら大変悔しそうにしていたので次は気を付けると思います。やはりテストの訂正時に見せると印象に残るので効果的ですね。

 

 

 

 

記述問題は惜しいところもあって現時点のレベルでは健闘したと思います。

 

 大問1の問4は家族3人への気持ちを上手くまとめないといけないところを文字制限内にまとめられず曖昧な表現になってしまった、大問2の問3-2は文中の表現に妙なアレンジを加えて日本語がおかしくなって減点、と着目するポイントは合っていたのでもう一歩だと思いました。(珍しく)一問だけ丸をもらえていて、とても喜んでいました。

 

 


パンダ

小6になって国語のテストで時間が足りないという事が増え、点数も目に見えて下がってきて気になっていました。今まで何となく得点できていたのがレベルが上がって通用しなくなってきたのだと思います。


元々読書好きで文字への抵抗は少なく語彙力もそれなりにあるので、あとは読解の仕方、問題の解き方、のようなテクニカルな部分を磨いていくのが必要だと感じました。


「文章読解の鉄則」は以前購入したものの読んでくれず、私が読み込んで伝授しようと頑張っていたのですが、最近おろそかになっていました。


今回「鉄則」の威力を改めて再確認できましたので、残り8ヶ月、できるだけ一緒に実践していきたいと思います。本当に見れば見るほど宝の山だと感じました。


より自学向けに書かれた「国語塾技100」も購入したまま積読になっているので、これを機に促してみようと思います。

 

 

 

 どの教科も魔法のような学習法、近道はなく、地道に努力を重ねていく他ありませんので、一緒に計画を立てて頑張っていきたいと思います!