ニュージーランドで保育士をしている直樹です!
ニュージーランドの保育園では、日本のように4月に一年間分の教育内容を細かく決めることはありません。
その代わり、子どもの興味をいかに広げるかということに注力しているので、園長先生も、クラスの先生に
「子どもたちは何に今、興味があるの?」
「子どもたちはクラスで今、何をしているの?」
と頻繁に聞いてきます。
いい園長先生ほど、放任にならないように、先生たちとコミュニケーションを取るようにしているのですね!
そのため、僕たちクラス担任の先生たちは、子どもの興味があるものを注意しながら日々、観察しています。
それと同時に、色んなアイデアを出して、子どもたちの遊びが発展するように行動していますヽ(゜▽、゜)ノ
つまり、先生たちが子どものためにやってみたいことを、実行しやすい環境です(*^▽^*)
例えば、
最近、うちの保育園ではラグビーのニュージーランドのナショナルチーム、オールブラックスの、試合前に行う「ハカ」が流行っています!
誰かが毎日、ハカをやろうと言ってきます(*^▽^*)
モーニングティーとアフタヌーンティーの後に、先生たちが食器などを片付ける時間があって、その1分ほどの間は、子どもたちに部屋にいるようにお願いすることがあります。
子どもたちは、外に出たい気持ちがあるので、室内と室外の間に立って、先生が来るのを待っていました。
オールブラックスのハカが流行ってからは、子どもたちが自主的に、その時間に国歌斉唱をするようになりました。
みんなが肩を組んで、オールブラックスが試合前にするように、ニュージーランドの国歌を歌っています(*^o^*)
それが、クラスの文化になったので、先生たちは片付けがスムーズにできるようになり、子どもたちもハッピーです。
このオールブラックス文化の仕掛け人は僕ですが、
事の発端は、
ただ、僕がハカを覚えて披露したかったから!(笑)
せっかくニュージーランドにいるのだから、ニュージーランドっぽいことしたいと思って、ハカを覚えました。
それを保育園で披露したところ、大流行になったのです。
ちなみに、
オールブラックスがやっているハカには2種類あり、ひとつは日本でも昔テレビのコマーシャルで、「がんばってーがんばってーしーごと!」で有名になった「カマテ」
カマテはこちら。
もうひとつは「カパオパンゴ」です。
これが、カパオパンゴ。
カマテは、ほぼ全員が踊れるようになったので、今は子どもたちはカパオパンゴに夢中です!
オールブラックスがこれだけ流行ったので、保育園側はラグビーボールを買ってくれました。
子どもたちがオールブラックスのような激しいタックルでケガしないように、安全重視のルールをつくって、ラグビーをしています。
というように、保育士がそれぞれやりたいことが実行しやすい環境は、日本の保育園で働いて、アイデアをたくさん持っている保育士さんたちが活躍するのに魅力的な場所だと思います♪
以上、
直樹でした!
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
雑誌スタディ・イン・ニュージーランドにインタビューが載りました。
ニュージーランドで働きたい人、留学したい人必見の一冊です♪
Study in NewZealand Vol.3 (アルク地球人ムック)
Amazon |
Study in NewZealand Vol.3 979円 楽天 |
留学のお金・費用のWebマガジン留学マネーさんにインタビューが掲載されました。
総合情報サイトNZdaisuki.comさんで保育士についてのコラムを書いています。
ニュージーランド出身のママさんタレント、ジェシカがYoutubeでインタビュー動画を作ってくれました!
Part 1
https://youtu.be/9K_idz3Q_Js
Part 2
https://youtu.be/GygK6AIWlhg
Part 3
https://youtu.be/3k0QqqJO_p0
ニュージーランドのライフマガジンE CUBEさんに保育士の仕事についてのインタビューが載りました。