12月に入りましたが子供達は寒さを忘れるくらい元気に毎日過ごしております。
コロナもありましたが手洗いやうがい、インフルエンザ予防にも万全の対策でおります。今日は「おりがみ」の効果についてお知らせしたいと思います。


折り紙は子供の遊びだけでなく大人にまでも広がる奥の深い芸術にも似た素敵な遊びだと感じています。
カラフルな色の折り紙がさまざまな物に変化していくとても素敵な文化でもあります。


折り紙はまずとても運びやすいとい利便性があります。どんなところにも気楽に運べて楽しく遊ぶことができます。
おりがみを折るときには好きな色を選ぶ、作るものの出来上がりを想像して色をえらんだりします。そして綺麗に端や角をそろえたりおったり、折ってから開いたりするというとても繊細な動きをしながら作り上げます。小さな子供にとっては指先を自然にうごかしますので手先のトレーニングになります。そして丁寧に作る事、折る事で集中力が高まり、出来上がりまでの作り方を考えながらすすめていきますので思考力が高まることになります。


また一枚の正方形の折り紙が折り方を変えるだけで三角形になったり四角形や長方形になったりしながら変化していくことで図形や図形の展開図など形の理解がとても深まります。
だんだんに難易度の高い折り紙をつくれるようになると立体的な形への理解も深まっていきます。
立体的な形を作る事で距離感、奥行き、を認識して「空間認知力」が高める事ができるでしょう。
自然な形で図形の展開や想像力が身につくと同時に色や形の美しさも併せて考えていけますので楽しく想像力も養うことができます。


たった一枚の色紙が無限に美しく楽しいものに変化していくことができる、それも自分自身の力でつくりあげていくことができるところも子供の知育、想像力、芸術性の保育におおきな影響をあたえるほどの素晴らしい遊びだと思っております。
折り紙をおることで手先を動かし、脳が活性化する。それから綺麗に作品が出来上がった時の達成感も子供にとっては大切な自己肯定感を養うことになると思います。
親子で一緒に折り紙を楽しむことでコミュニケーション力を養うことや親子関係を良好にする大切な時間と遊びになることも間違いないでしょう。