保育園は日中、仕事をしている保護者に変わって子供を保育する場所です。
今日は保育士と幼稚園教諭の違いについてお話したいと思います。
保育士と幼稚園教諭の違いは、まず対象となる子供の年齢が違っています。
保育士は1歳未満の乳幼児から、就学前の子供達を対象としているのに対し、幼稚園教諭がかかわる子供の対象は満3歳から就学前までの子供を対象としています。
保育の時間も保育園では8時間から11時間という長時間にわたって子供達を育てていきます。働く保護者にかわってその時間、子供達をそだてるという役割をになっています。
一方幼稚園教諭教育という観点からのかかわり方が強く知育的だったり教育的な観点が強くなっています。また、社会性を重んじたりすることが多くなります。
幼稚園は夏休みや冬休みがあり登園時間も4時間からの短時間の日もあります。
このように考えると保育園と幼稚園の存在の意味も違ってきますし保育士と幼稚園教諭としての役割もかなり違ってきていると思いいます。
保育士は国家資格になります。保育園の他、児童養護施設、母子保健施設、企業保育など多岐にわたっているのが特徴です。
幼稚園教諭の免許は教員免許に値し大卒ならば一種幼稚園教諭免許、短大卒ならば二種教員免許という形になっています。
幼稚園教諭は幼稚園という教育機関での働きになり、管轄も文部科学省の管轄で管理されています。
このように保育園と幼稚園の違いから保育士と幼稚園教諭の子供達へのかかわりの違いも大きくなっています。
保育士は食事、お昼寝、遊びなど生活のリズムなども含めた保育を中心に行う場所になっています。もちろん遊びの中での成長、人とのかかわりなどにも気を配っていきます。全体的な事もの発育や成長に関しては保育士も幼稚園教諭も共通する部分もあるのも事実です。

保育園では働く保護者に変わって子供達を育てていく時間が長く、保護者とともに子供の日々の成長を一緒に喜びあえるところも多くあります。生活の場である保育園を健やかにそだってもらえる環境にするためには保育士のスキルアップはかかせません。
幼稚園にはない保育士ならではのスキルで子供達を今日も温かく見守ってまいりたいと思います。