ご高覧賜り恐悦
都内でフルタイムで働きつつ
小学校5年生の一人っ子男子を育てる
アラフォーワーママのブログです
この小説の中に
「他のものはすべて擦り切れてしまう」
ってフレーズが出てくるのよ。
確か。
everything else seems to wear out.
「◯◯だけが大事だ」って。
◯◯がなんだったのか。
character?
それは「高潔さ」とか
そんな風に野崎孝訳では
訳されていたんじゃなかったかな。
導入がかなりわかりにくくなったけど、
「ほんとそれな」
と最近つくづく思うのです。
お金とか
美貌とか
学歴とか
キャリアとか
偏差値とか
アクセス数とか
フォロワーの数とか
ブランド品とか
ファッションセンスとか
いろんなものに価値があるように思えて
「それだけが価値があるんだ」
と容易に思えてしまうのだけど。
でもすべて擦り切れてしまう。
最後に残るのは、それだけで。
「それ」をなんと訳したものか。
人間性?
結局はそこなのではないかと
思ったりするのです。
息子の通う塾は
綺麗事みたいなことをずっと言っていて。
こどもたちが受験学年になっても
ずっと言っていて。
でもわたしは結局
綺麗事を言い続けられる人が好き。
「最終的に合格さえできれば
どんな手を使ってもいい」
とか
「結局成績が良いのが偉いんだ」
とか
そういうのは違う。
好きじゃない。
成績が良くても
名門校に合格しても
人としての高潔さをなくしたらダメ。
偽悪的な黒木先生みたいは言葉は
別に聞きたくないのだよな。
世間の荒波に揉まれても
ずっとずっと綺麗事を
言い続けられるような人で
ありたいなぁ。
「昔の中学受験と
今の中学受験は違うのよ!」
と言うけど
まぁそりゃそうなんだろうけど
でも本当に大切なことは
実は特に変わらないのかもしれない、
と思います。
子育てにおいて大切なことは
昔も今も。
「受験激変!」とか
「そんなんじゃ置いてかれる!」とか
そんな言葉に慌てなくても
いいんじゃないかしらね、と
思う等しています。
※道を歩いていて、たまたますれ違った相手にいきなり言わないようなことは、ここのコメント欄にも書かないでくださいね