以下の記事は、
もう、随分前に書いたものです。
少年野球の話は、見る人が見れば、簡単にチームの特定等ができてしまうので。
リアルタイムでありのまま書くことは、しない、と決めています。
大きな挫折があり、
とても激しい感情の波を味わいました。
色々、ブログに書きたかった。
でもそれはできなかった。
なので、もう今更、なのですが、
当時書いて、下書きに入れておいた記事を、
公開します。
ある朝、
息子が、廊下で、
野球道具の手入れをしていました。
どんな気持ちで
していたのでしょう。
夢、
破れました。
まだ、
言葉にして語るのも、
辛い。
胸が痛みます。
敗けました。
息子の所属しているチームには、
目標がありました。
一年間ずっと、
それを目指して、
練習したり、試合したり。
目標を達成することは、
できませんでした。
なんだか、親の方が
凹んでいるかもしれません。
こどもたちは、泣きましたけど、
でももう
前を向いているように見えます。
今日の放課後、近所の友達と公園でする野球、どちらのチームが勝つかな?!と、ウキウキワクワクしています。
息子は、どんな形であれ(ただの放課後の野球ごっこであっても)野球ができれば楽しくて、チームとか、大会とか、優勝とかに拘ってしまうのは、もしかしたら、大人の方なのかもしれませんね。
なんか、わたし、
「二月の勝者」のこどもみたい、
と思います。
確か、「二月の勝者」に、こんなようなセリフがあったと思うのです。
「子供は、実際に落ちるまで
『落ちる』ということがあると
わからない」
と。
わかってませんでした。
実際に夢破れるまで。
夢って、
叶わないこともあるんだってことが。
わかってなかった。
目標は、いつも。
どこか遠くにあって。
試合で負けたりしても、次、頑張れば良い、今回ダメでも、目標としてる大会で勝てれば良い、と。
そう思ってきました。
思っていたよりもずっとずっと早く
その「本番」は来てしまって。
そして、
もう終わってしまった。
負けてしまったから、
もう「次」はないのです。
夢は、叶いませんでした。
どんなに願っても、
時間を戻すことはできない。
負けは負け。
敗者復活もない。
息子もしばらくは、受け入れがたかったようで「別の試合で勝てば、敗者復活みたいなことはないの?💦」と聞いてきたりしていました。
ないのです。
もう、終わりなんです。
わー。
なんで、こんなところに至るまで、
気付かなかったのか。
終わりの来ない時間なんてない。
どんな時間にも終わりが来る。
子育てだってそうだし。
息子の少年野球で毎週末ズタボロになる日々も、それは人生のほんの一瞬で、時が来れば必ず終わっていく。
永遠には続かない。
なのにどこかで、こんな日々が、まだまだずっと続くような気がしていました。
ほんの一瞬だったんだ。
今はまだ。
これ以上はまとめられないです。
とりあえず、
今の気持ちを書き留めておきます。
かたカタパ