こんにちは
ブログ中毒フルタイムワンオペワーママ
みおです
今日も元気でブログが書ける幸せ。
いつも「いいね!」くださってる
皆様ありがとうございます!
目先の目標で、
頭がいっぱいになってしまうこと、
ありますよね。
人間。
その目標に向けて、
一生懸命であればあるほど。
この話だってさ。
そういう話なんだよね。
親が「○○中学合格」という目先の目標にとらわれて、本当はその向こうにあったはずのもっと大きな、上位の目標(「我が子を健全に育てる」とか「我が子を幸せにする」とか)を見失ってしまう、という話。
似たようなこと書きましたけども。
この事件もね。
本当は、「理3に入りたい」とか「医者になりたい」とかの向こうに、本当の、もっと上位の目標があったと思うんですよ、この高2の少年。
それは、わたしには想像しかできないけど……
「立派な職業に就いて、人から尊敬される人間でありたい」とか「人の上に立ちたい」とか「人の役に立ちたい」とか「お金持ちになって、悠々自適の生活を送りたい」とか?
でもその目標?希望?を更に突き詰めていくと、結局は「幸せに生きていきたい」ということだったと思うんだよね。
でも、彼は、その大きな目標に至るためのステップである、小さな目標(東大理3に入りたい)が叶う見込みが低い、という事実に落胆して、それはもう有り得ない愚行に走ってしまう。
で、その愚行は、彼の「幸せな人生」を、かなり、破壊してしまう。
彼のより大きな目標からは、大きく遠ざかる行為なんだよね。
人殺しなんかしたら、誰からも尊敬なんかされないし、一生軽蔑されるだけだよ、この社会では。
彼が「医者より下だ」と考えていたかもしれないどんな職業でも、犯罪者になることと比べたら、比較にならないほど素晴らしいからね。
本当は、その、小さな目標は過程に過ぎなくて、そこが思い通りになりそうになければ、もう一度、書き直せば良かったんだよ。
目標シートを。
上から順番に。
一番上に来るのは「夢のような目標」だから。
そこに来るのは「理3に入る」なんかじゃ、ないんだよ。
「理3に入る」のは、あくまで、一番上の目標に至るためのステップであって。
途中経過に過ぎなくて。
だからこの表は、必ず上から書き始めるんだよ。
下の方の目標なんて、どんどん変わっていくのが当たり前なんだから。
なんなら、一番上の目標だって、時の経過で考えが変わって、変わることもあるだろうし。
※「おお振り」でも、この目標シートは、何回でも定期的に書き直させる、と監督が言ってました。
15巻に出てくる話です。
でもね。
大人ですら。
こどもの受験のことで発狂して、目先の目標のために、より大きな目標から却って遠ざかるような行動をしてしまうことがある。
こどもは、そんな大人より、より視野が狭くなりがちだと言うのなら、こういう表を書かせたりする取り組みは、非常に重要だなぁと思います。
こどもの視野を、
広げるように。
こどもが、
本当の目標を見失わないで
いられるように。
手助けをしていくのが、周りの大人の務めなんだろうな、と思います。