思い出はいつも美しく。 | 東京ワーママdiary★小6抄録。母は中年の危機。

東京ワーママdiary★小6抄録。母は中年の危機。

アラフォーワーママの毎日。
一人息子は小学6年生になりました。

転園が決まってから、今の保育園の、良いところばかり、目につきます。

良いことばかり、思い出します。

不満を持ったこともあるし、嫌なことだってあったはずなのに。





みんなで植えた、園庭のいちご。
息子は、みんなと一緒に食べられない。

毎年のお祭り。
練り歩き。
もうみんなと歩けない。

運動会。
年齢に合わせて、無理なく楽しくできるように、考えられてたな。

遠足。
準備から楽しめて、こどもたちの成長に繋がるように、考えられてた。

小さな園庭だけど、お花が咲いて、果物が成って、野菜が育つ畑があって。
土まみれで遊べて。
絵の具遊びの場にもなって。

給食、おいしかったね。

うどんやおにぎり、炊き込みごはん、お好み焼き。
甘くないおやつも多くて、親としてはうれしかったな。

クッキング、せっかく始まったところなのに、もう参加できないんだなぁ。





園は、昔ながらの商店街の中にあって。
保育園帰りに、クラスのお友達親子と外食したことも、何度も。
楽しかったね。

園の隣は公園で。
園を出た後そのまま公園で遊んだり。
楽しかったね。







気付けば、楽しい思い出が、たくさんで。







不安いっぱいで、通い始めた二年前。

ここを離れるのが辛くて泣くことになるなんて、思わなかったよ。

……ありがとう……








ずっとここで、成長していく息子やクラスメイトの姿を見ていたかったような気もします。

でも、もう決まったことだから。

変化は怖い。
不安。

でも、新しい園で、息子が楽しく過ごせるように、祈るしかない。
できるサポートをするしかない。




「しかたない。がんばるしかない」

そう、息子が言ったんです。
泣きながら。

そのとおり。

四歳の子が、そんな発言するのか、って、驚いたけど。

お母さんも、がんばらなきゃね。