続けていくこと。 | 東京ワーママdiary★小6抄録。〜中学受験生といっしょ〜

東京ワーママdiary★小6抄録。〜中学受験生といっしょ〜

東京で働くアラフォーフルタイムワーママの毎日。
小6の男の子、中学受験生の母です。

わたしは、ウーマンリブ系教育の中高一貫女子校の出で。

同窓生には、各界で活躍している子が多い。



職場で新聞を読んでいたら、友人の署名入り記事を見付けたりする。
NHKの若手アナが、部活の後輩だったりする。
(期が離れているので、直接的には知らないんだけどね)
大学の先生をしてる子もいる。



しがないOLをしているわたしは、その中ではかなり冴えないように思われ、それが近年わたしの自己肯定感を下げる一因になっていたような気がする。

(そうやって他人と比べるからいけないんだ、と言う人もいると思うけど……うーん……この状況で本当に、まったく、気にしない人って、この世にあんまりいなくないか?人の心とはそういうものだと思う。こういうつまらない、くだらないところも含めて、人間の心。わたしは仙人じゃない。わたしは自分のこういうネガティブな感情も、あるということを、素直に認めたい)

必要以上に、気にしたこともあった。 





でも、こんな、大したことない仕事でも、出世も全然できてなくても、あぁ、しんどいなぁ、辞めたいなぁ、投げ出しちゃいたいなぁ……と思うことは何度もあって。

何度も何度もあって。

そのたびに、わたしは、とりあえずこれまでのところ、持ちこたえてきた。






どんなに取るに足らない仕事でも、毎日毎日、週5日、続けていくことは、大変なんだ。

女性は特に、出産・育児もあるし、体調の変動も激しい。

そこを乗り越えてここまでやってきてる自分を、もうちょっと認めたってよくないかな。




フリーランスのかっちょいい知的な仕事をしている親友が、「続けていることの意味ってあるよ。絶対。ここまで続けてる女性社員なんて、これからもどんどん減っていくばかりじゃない」と言ってくれたことは、数ヵ月たって、じんわりと、わたしを励ましてくれている。

特に技能も才能もいらない、基本誰にでもできるような仕事です。
(大きな組織では「その人にしかできない仕事」なんて、あっちゃいけないわけです)

でも、それをずっとたゆまず続けていくことは、たぶん、誰にでもできることでは、ない。

ここまで続けてきた自分を、ちょっと「やるじゃん!」と思える気持ちが、最近は生まれて、前のように無駄に自分を卑下しなくなったと思う。





わたしにはすごいバイタリティはないし、特別な才能もないかもしれない。
(かつて自分で自分に期待したほどには)

でも、自分が頑張っていることを、もうちょっと自分で認めたいと思う。

それは、他人を認めることにも繋がると思うので。

世の中には「普通の人」のが、たくさんで、自分の「普通の人生」を卑下することは、他のたくさんの「普通の人」に対しても、失礼なことだったのではないかと思う。





というわけで、今日はフレックスで10時からですが、そろそろ出社。

続けてこられた環境にも感謝しつつ……
いってきます。