見えないサンタ。 | 東京ワーママdiary★小6抄録。母は中年の危機。

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アラフォーワーママの毎日。
一人息子は小学6年生になりました。

今日は、園のクリスマス会でした。

「クリスマス会」とは、宗教的な問題を考慮してか、言わないんだけど。 

どんぐり、まつぼっくり、さつまいものつる。
秋の実りを活かして、こどもたちが作ったクリスマス飾りが、園中を飾っています。

お昼ごはんは、わたしが見ても「わぁ!」と思う、ごちそうだったみたい。

園のごはん、普段は一品ずつ器に入っているんだけど、今日はチキンや、トマトライスや、ポテトフライや野菜が盛り合わせになっていたようで、それもパーティ感が出ていて、いいなぁと思いました。
(玄関に飾られている見本?を見て)

おやつは、ココア味のブッシュドノエルラブ

ヤヤトシ、「ちょっと、からかったぁ」と言ってました。
普段ココア味、食べてないからね。
でもそれ、苦かった、の間違いかな(笑)

年長さんのハンドベル演奏を聴いたり、先生たちによる劇(なぜか演目は「ももたろう」w……聖誕劇は、やはり宗教的な問題に配慮してできないのかな……(笑))

そして!
なんと園にもサンタクロースが来た模様。

「ほいくえんにさんたさんがきたの!!ぶろっくくれた!!」と、興奮気味に話してくれました。

各クラスに、サンタさんからもらいました、というプレゼントが置いてありました。

絵本や、かるた、今までなかったタイプのブロック等。
ひとりひとりに、じゃなくて、クラスにひとつ、ね。

園の備品の補充をするのをこのタイミングにすることで、これはサンタさんからのプレゼント、ということにしたんだと思います。

ひとりひとりになにかプレゼントをくれるのも素敵だけど、この方法ならプレゼントのための追加の予算もかからないし、とても素敵なアイデアだな、と思いました。

いつも思うけど、本当に限られた予算の中で、すごく知恵を絞って、工夫してくださってる。

これから園で毎日遊ぶおもちゃ。
「これ、サンタさんからもらったんだ!」と思うと、きっともっと楽しいよね。

誰か、先生がサンタの扮装をしたのかな?と思って、ヤヤトシに「サンタさん、どんな服着てたの?」と聞いてみました。

そしたら「みえなかったの」だって。

ん??
どういうことだ??キョロキョロ

「さんたさん、そら、とんでたの。ぼくはみえなかったんだけど……ニコニコあせる

あ、もしかして。

「先生は、見えたのかな?」
「うん!!おねがい

想像ですが、誰も、サンタさんの扮装はしなかったのかな?と思います。
でも先生が何か一芝居打って、サンタさんが来てた!プレゼントが置いてあるよ!っていうことにしたのかなー、と。
あっ!今お空飛んでくソリ見えたよ!ほらあそこ!とかも、やったのかな?と、想像しては、ほっこり。

確かに……
園の予算じゃ、そんな本格的な扮装は無理だろうし、ちゃちな扮装では、大きい子たちに「○○先生だー。サンタじゃないよー」と言われてしまいそう……
それならば、見えないサンタさんも、いいかもね。

自分の目には見えなかったけど、サンタさんきたんだ!と、思えたヤヤトシの心。
素敵だな、と思いました。

目に、見えなくても。

「嘘だよー。そんなのいないよー」と言う子も、きっといただろうな。
でもそれもまたよし。
いたんだ!と、まだ思える子は、思えばいい。
嘘だよ、という子も、嘘に決まってるよ、でももしかして?いやそんなわけないよ!と、ちらっと思ったり、すればいい。



わたしは、参加していないのだけど。

ヤヤトシの話を聞いたり、想像したりするだけで、心の温まるクリスマス会でした。

わたし一時期ちょっとモンペ化して、先生方にご迷惑かけましたが……感謝、感謝です。