*ここはダルマのポン子の子育て支援ブログです。

(プロフィールの男性という間違いは直せませんでした。ごめんなさい)

どうかよろしくお願い申し上げます。


その167  「三つ編みの編み方・覚え方」


三つ編みの編み方を教えてあげて、やらせてみると、

覚えてしまうのは、年中組や年長組のお子さんですし、

大人が一対一で教えれば、だいたい、自分で編む事ができるようになるはずです。


ただ、最初の教え方には、コツがあります。


普通のヒモでも良いのですが、

そろえられるなら、スズランテープを用意してあげた方が、

子どもはやりやすいとお考え下さい。


その時に、一つだけ問題があります。


スズランテープの色はそれぞれ違う色…

つまり、3色の色をそろえなければならないので、

ご家庭でやる場合は、少し大変でしょうか?


スズランテープを指定したのは訳があります。


①まず色々な色が豊富にあること…

②子どもの力でも適度に引っ張れるため、初めての子でもやりやすいこと…

③子どもは(一度覚えると何度もやりたがるので)、繰り返しヒモ替わりで用意してあげられる…


などが、主な理由として、あげられます。


三つ編みの編み方を覚える時の基本は、

必ず、3色の違う色を用意してあげて下さい。


それも、子どもが、その色の名前をきちんと認識出来ているかが、とても重要です。


おおよそ、3歳児になりますと

「赤・青・黄色」の区別がつくようになり、

大人が「この色は何色?」と質問しても、正解を答えられるようになります。


反対に言えば、3歳児になっても「赤・青・黄色」の区別が分からないようでしたら、

子どもの負担にならない程度に、毎日色の区別を教えてあげて、

「3原色」と呼ばれる、この3色については、認識できるようにしてあげて下さいね。


すみません、話が少しそれてしまいましたね。


三つ編みを覚える時は、子どもの認識出来ている色でしたらOKですから、

何も3原色にこだわる必要はありませんし、好きな色をお選び下さい。


3色を使って三つ編みをしていきますので、

色の組み合わせ方によって、かなり出来上がりのイメージが違ってきます。

新しく買いに行く場合は、3色を並べた色の雰囲気から選ぶのもステキかもしれませんね。


さて、それではここから実践編に入ります。

(今回はスズランテープを利用した場合を書きますので、

ヒモなどで教える時は、応用をお願い致します)


まず、スズランテープの長さは、30cmくらいにして下さい。

初めてお子さんがみに取り組む場合は、

これ以上長さがあると、編もうとするのが面倒になり、嫌がるようになってしまいます。


自分で編めるようになって、

「もっと、長いのが編んでみたい!」と言いだしたら、

適当な長さを切ってあげれば十分です。


ちなみに、お子さんがおおよそ三つ編みの編み方を覚えて、自分で取り組んでいる時に、

大人も側で一緒に、長い三つ編みをどんどん完成させていくと、

それを見たお子さんは「もっと長いのを作りたい!」と、意欲を見せる事が多いです。


次はいよいよ編み方を教えていくときの注意点です。


スズランテープのはじっこをクルッと丸めて、

3本のスズランテープがずれないように、しっかりと結んで下さいね。


最初から(ある程度の回数をこなして)、出来るようになるまでは、

その丸まった部分を大人が持ち、お子さんの力具合に合わせて適度に引っ張ってあげて

三つ編みを編みやすいように固定してあげます。


自分で出来るようになりましたら、テーブルなどを利用して、

丸まっている始点の箇所を、セロテープで固定する方法が便利です。



ただし、しっかりと固定しないと、すぐにずれてしまいますから、

あらかじめ、3~4箇所くらい止めてあげた方が良いと思います。

その横で、大人も同じ手順で、長い三つ編みを同時にやっていく訳です。


最初に三つ編みの編み方を教える場合は、

はしっこを「大人が手で持ってあげて下さい!」とお願いしましたが、

これは、じっくりと教えてあげるのに、とても適したやり方だからです。


慣れないうちは、お子さんに編む順番を「色」で教えていきますが、

一番初めは、交差して編んでいくやり方を、お子さんにまず見せてあげて下さいね。

(この時は、はしっこをセロテープで止めてから、大人が2~3度編む事を実践します)


最初の2~3度を大人が編んであげると、スズランテープも固定されて、

子どもが編むのも編みやすくなりますので、

慣れるまでの最初のうちは、必ず、大人が編んであげた方が良いでしょう!


あとは、色で、次に編む順番を教えていきます。

「今度は赤だよ。上手に出来たね、じゃあ次は黄色を編もうね…」

とまあ、こんな感じでしょうか?


最初に30cmに切った三つ編みの長さは、

残念ながら、とても短いものだと思います。


この長さの活用方法ですが、紙を半分に折って、両はしをマスキングテープなどで止めてから、

バックのバンド?手を持つ部分に片方ずつ通してあげると

とっても可愛いバックができあがりますよ。


バックに興味を持たないお子さんはどうしましょうか?


広告紙を細く丸めて、ながめの棒を作り、

そこに三つ編みのヒモをくっつけてあげると、

釣りごっこも出来ますし、新体操のリボンとして活用する事も出来ます。


大人が作った三つ編みのヒモは大変丈夫ですから、

何かをしばるときには、うってつけです。

見た目もカラフルで綺麗ですから、調理用品などをぶら下げてもステキですね。


…といった感じで、スズランテープで作った三つ編みのヒモは、

丈夫で、カラフルな物ですから、アイディア次第で色々な所で役に立つのではないでしょうか?

是非是非、試して見て下さいませ。