前回、午前中の保育士の仕事内容を紹介しました。
今回は、午後からの仕事内容をご案内します。
③お昼ごはん
お昼ごはんの時間も、保育士は子どもたちから目をはなすことはできません。
子どもの好き嫌いに対してどう対応するかは園によりますが、ほとんどの保育園では頑張って食べさせる方針です。
しかし、園によっては調理師さんの勤務時間が決まっているため、急いで食べさせないといけないなど、状況がかわってきます。
また、先生が一緒に食事をする園もあれば、子どもたちのお昼寝中に食べる園もあります。
④お昼寝の時間
子どもたちがお昼寝をしている間、保育士は連絡帳を書いたり、保育日誌を書いたり、お昼寝明けの準備をしたり、ミーティングを行ったり、大忙し。
また、保育園は早番・普通番・遅番のローテーションがあるのが一般的。そのため、全部の時間帯の人が集まるこの時間帯に午前中からの引継ぎを行います。
休憩もこの時間に取りますが、忙しい日は休憩があまり取れないことも・・・
⑤おやつの時間
お昼寝が終わったら、子どもたちが大好きなおやつの時間!
とは言っても、おやつは決して甘いお菓子とは限らないのが保育園。
果物だったり、お芋だったり、おにぎりだったり、お好み焼きだったり。
一日に必要な栄養を補うための食事がおやつになります。
⑥お迎えの時間
おやつが終わったら、ほとんどの保育園は、お迎えの時間に。
とは言っても、全員の保護者が迎えにくるのではなく、早く迎えにくる家庭もあれば、遅くなる家庭も。
保育園によっては、20時・21時まで開園している園も。
保育士の皆様、お疲れ様です。
ここまで読んで気が付いた方は多いと思いますが、ピアノの練習をしたり、保育園の壁を飾る制作物を作ったり、運動会に使うポンポンを作ったりする時間が、ありません。
これらは昼休み中を使っておこないますが、ピアノは子どもたちが起きてしまう可能性が高く・・・
園によって異なりますが、子どもたちが来る前や帰った後に練習したり、ヘッドフォンを装着してエレクトーンで練習したり。
中には、休みの日に自宅でしか練習できないという園も・・・
終わらなかった仕事も、持ち帰る保育士が多いです。
そのため、保育士の仕事はわりにあわない、大変だと言われているのです。
最近では、こういった労働環境の改善に力を入れている保育園も増えていますので、しっかりと保育園見学をしたり話を聞いたりしてから、どこの園で働くか考えましょう。