『育児』は『育自』 | * Ohana ごと *

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わが家のあれこれを、ゆるゆる綴ってます。


子育てにイライラして、
「もうやだー泣き3」って気持ちになったり、
どうしたらいいのか分からなくて行き詰まったり、
「『母親』に向いてないなー。」と落ち込んだりする時、
読む本があります。


最近、たけが『淋しい病』に罹り改めて読みました。
「そうそう、そうだった」と思え、フッと力が抜けました。
オススメの本なので、ご紹介。


‘笑う’育児のすすめ [ 大葉ナナコ ]

¥1,260
楽天


著者自身も5人の子どものママであり、
バースコーディネーターとして活躍されている、
大葉ナナコさんの本。


2~6歳までの子育て中のママにきっと多いであろう、悩みについてのエピソードを、
見開き2ページのマンガで紹介。

次の2ページで、
家族の関わり方、こう考えると「気持ちが楽になる」、
っていうのをわかりやすく解説してくれています。

マンガもあるから、活字離れしちゃってる私にも読みやすくて、
疲れている時にも手に取りやすい1冊akn
しおざき忍さんの絵も、ほのぼのしていて見ていて気持ちが和みます好



ー 以下、紫の字は、本文からの引用です。ー



いつも、読んで元気を取り戻せるのは、
あとがきに書かれている、この言葉。

『2~6歳までの日々は、(中略)
 また「戻りたい度ナンバー1」の
 素敵な時間なのです。』




私、ただいまその『素敵な時間』まっただ中にいます。
その『素敵』さはあまり実感できずにいるけれど、

「たぶんそうだろうなー、きっと今が子育ての1番楽しい時間なんだろうな」って思います。

まだ、ママになって3年のひよっこな私が偉そうだけど、
思春期の反抗期に比べたら、
今まで経験した、2歳のイヤイヤ期・赤ちゃん返りなんて可愛いものだろう・・・。
思春期の育児は経験してないけれど、
自分の反抗期を振り返るとそう思います。
(って、書くと相当すごい反抗期だったように思いますかねぇakn無視とか口ごたえですー、念のため)

2~6歳、このくらいの時期は、
子どものイヤイヤに振り回されて、イライラが募っても、
寝顔を見ると、ふっと癒されたり、
翌日には昨日のイヤイヤはどこへやら?って感じで甘えてきたり、
素直で無邪気で、可愛さがありますよねー。

でも思春期にはそれがあまりない気がします(寝顔は我が子だから可愛いんでしょうけど)。


『人生はたった3万日、小さな子どもと過ごせるのも、たった2千日ちょっと。』

と、著者の大葉ナナコさんが言っています。



「大変」に感じる時って、
「今」がすごくツラく感じたり、「ツラい今の終わり」が見えずに途方に暮れたりしがち。
そして過ぎてみて「あの時は良かったなー」と思ったりするakn
2千日ちょっと。
小学校に入学すると、徐々に親から離れて過ごす時間の方が多くなっていくんだよね。
男の子は特に。
大きくなるにつれ母親から離れていってしまうし。

2千日を過ぎたその先の先には、『思春期』もやってくる。


「小さなたけこども」と過ごせる時間、
私はもう半分以上過ぎてしまっているんだなぁ。

「今のツラさ」ばかりに目がいきがちだけど、
「今」は「戻りたい度ナンバー1」の素敵な時間であることも忘れずにしなきゃ。


「”つ”がつくまではひざの上」

ひとつ・ふたつ・・・・・ここのつ(9つ=9歳)
と、数えられる年齢までに、膝の上でたくさん抱っこしたりスキンシップをとっておけば、
思春期に上手に離れていけるという意味。


この文章を読んで、
「りこが生まれても「お兄ちゃん扱いしないようにしよう」と思っていたけど、
無意識にしてたかも。」
そう気づきました。

歩ける・1人で食べられる・トイレで用がたせる・・・
「できる」ようになったこと、たけに「やって欲しい」「できるのにー」と思ってた。
でも『できるようになったばかり』なんだよね。
「できるけど、今日はやって欲しい。甘えたい。」
そういうものかもしれないな。



こどもたけ、みっつ(3つ=3歳)。
いずれ膝の上に乗ってくることはなくなるんだから、
私の方から下ろしちゃうのは勿体ないなー。
ベタベタできるのも今のうち!
ですもんねっsao☆




また大葉さんは、「子育てで学べることベスト3」として、

「待つこと」「許すこと」「受け入れること」

と書かれています。



子育てとは、『忍耐力と寛容な心』ですね・・・。
そんなの「神様」レベルだぁ!
私には全然足りないよぉ悔し泣き
と思っちゃうけど、


頑張らなきゃ!もっと優しいお母さんにならなきゃ!と思い詰めることもない。
この本はそう教えてくれます。


『人間は怒りや憎しみも含め、さまざまな感情があるのがナチュラル。』

感情にまかせて怒ることはダメだけど、
時には『涙や怒りがあってもいい』

『おおらかでいたいと思っても、温かい気持ちになれないことがあるのも当然。
時間との闘いで待てないときだってあります。でも「私も学ぶ時期なんだ」と思えば、(中略)
怒って過ごすより笑って過ごせる日が増えるはずです。」



うん、きっとそう。
最初から出来る人の方がきっと少ない。

『育児』は『育自』。


だもんね。

イライラしてつい怒ってしまったり、
子育てに行き詰まったり、
自分が情けなくなったり、落ち込んだり。

こどもの成長とともに、いろいろな悩みが出てきて、
これからもこういう事が何回もあると思うけど、
そこから、少しずつ私も学んでいこう!

怒ったり、泣いたりもあるけれど、それ以上にたくさん笑えるように!

そう思います好



しつけのこと・子どもができてからの夫婦関係&家族のあり方・保育園&幼稚園選びのこと
他にもいろいろ考え方のヒントになることがいっぱい。
オススメです。