お久しぶりです。
年末年始にバタバタして以来、気づけばブログを更新するというルーティンを失ったアラサーです。
普段はPCからの更新なのですが、珍しくスマホからの投稿です。
ですので図面やリンクなどもなく、雑記程度ですので密度は低めです。
さて、今回の本題は四間飛車穴熊を指す上で必要な対策の整理です。
当たり前ですが、相手がいて初めて成立するのが将棋です。
相手によって様々な戦型を相手にしないといけないわけですが、それを整理しようというのが当記事です。
早速ですが、まずは思い当たるものを書き出していきます。
なお私が後手番での採用を主としているため、後手番目線での内容となりますので悪しからず。
①居飛車穴熊▲6六步型
②居飛車穴熊▲6六銀型
③ミレニアム(トーチカ)
④左美濃(銀冠穴熊)
⑤鷺ノ宮定跡
⑥山田定跡
⑦エルモ急戦
⑧棒銀
⑨▲4五步早仕掛け
⑩右四間飛車
⑪対振り右玉
⑫居飛車金無双(地下鉄飛車)
⑬その他
ざっくりこんな感じでしょうか。
こんなにあるのかと思い、ガックリされる方もいらっしゃるかもしれません。
新規の観る将の方からすれば将棋を指すのが嫌になりそうです。
しかしこれら全てを網羅する必要はありません。
私の体感ですが出現率で言えば①~④までを合算すればおよそ7~8割程度になると思っています。
以前の記事にも書きましたが、出現率が5%に満たないものは切り捨てても差し支えないと私は考えています。
また、身近なところで出現率が高くとも、採用者の割合で見ると然して多くないというケースもあります。
例えば棒銀や右四間飛車など、一部のスペシャリストが存在するがその他大勢は指さないといった具合です。
こういったケースも基本は切り捨てて構わないでしょう。
要はビジネスでいうところのセグメントやマーケティングに似た捉え方です。
私も含め多くの方は定跡を網羅する時間がないかと思います。
そのため、最適化しましょうというお話です。
また切り捨てた部分でも④~⑦までは方針に共通する部分が多数あります。
角交換のタイミングなど、応用できる部分を繋ぎ合わせることである程度の補完が取れるということです。
ランチタイムの混雑を回避したいと思うなら、時間をずらすというのがどの町でも言えることですが、それに似た捉え方ですね。
いちいちラーメン屋用や蕎麦屋用、豚カツ屋用などのように細分化しすぎる必要はないということです。
そこに割くリソースがあれば、もっと出現率の多いシチュエーションに合わせる方が合理的です。
というわけでその勉強、本当に必要か?というお話でした。
余談ですが①~④までを網羅した上で、かなり突き詰めた内容なので青嶋先生の本はおすすめです笑