二週間ほど間が空いての更新ですね。

実はこの間、自分の将棋の内容の悪さに少し悩んでいて、ブログに対するモチベーションが上がらなかったのでお休みいただいていました。

他にも仕事で大きな動きがあったこともあったのですが、それらも時間のままにクリアできそうだったので、これまで通りのんびり更新していこうと思っています。

 

さて将棋についてですが、お休みの間に少しずつですが技のストックを増やすことに重点を置いていました。

前回の記事では相振りに対しての考え方でぶれていたと書きましたが、思い切って居飛車を持って対抗形を色々と試していました。

 

内容としては、居飛車党だった学生時代をなぞるような戦型選択が多く、大抵は居飛車穴熊や左美濃といった持久戦志向が主でした。

その中で振り飛車側を持った経験や振り穴で培ったZの感覚を混ぜ込んでいく作業が多く、楽しんで指せていたと思います。

 

反面、手順前後や受けでの見落としが多く、81のレーティングでいえば四段の真ん中より低めの低アベレージで推移していて、悪い意味で安定していたのがモチベーション低下の要因だったと分析しています。

 

やはり勝ってナンボ。

ある程度は勝たないと面白みがないですし、格上に一発食らわせる喜びも味わえていなかったので、雑な内容で負けが込んだときはツラかったですね。

 

そんな中で懇意にしていただいている81の六段や七段にも念入りに感想戦をしていただいたのは救いでした。

 

対中飛車の一直線穴熊の序盤をアップデートできたのはいいチャンスでしたし、対石田流での右四間飛車でも引き出しが増えたのでこれらをかみ砕く作業に時間を割いていく予定です。

 

思い返せば学生時分の私は多少の遊び駒が出るのも気にせずガンガン攻めており、言ってみれば筋悪。

現在の左桂の活用をきっちりしていく振り飛車将棋とは感覚がまるっきり違い、中終盤での速度勝負の感覚が全く違うのが戸惑いになっていました。

桂馬を使えば飛車が遅れ、大駒を捌くだけだと戦力不足といった状況が増え、作りが悪いと自分自身で一蹴したくなる対局ばかり。

このバランスをクリアできれば、歩一枚強くなれそうな予感はあるだけに、そこに希望を持っています。

 

散文が続きましたが、根本的なところで雑さが増えたのと序盤での知識不足、中終盤の感覚の差異という3つが不調の原因でした。

持ち時間を意識して対局に臨み、勝率が高い幹の部分を作っていくことが次の工程でしょう。

 

少しずつ進むしかないので、くじけることなく継続していこうと思います。