前回の記事で、今日の勉強会の途中、
中位感覚・魂的感覚まで行きました。
今回はその続き、上位感覚・霊的感覚について~。
9番目は、聴覚です。
耳は、目とは反対に、
内側へ内側へと向かっていく器官。
魂へとつながっているそうですよー♪
そして、音楽についても触れましたが、
例えば演奏を聞いている場合は、
ドレミ~♪と楽器を弾いているとすると、
その音のインターバルを聴いているんだとか。
吹奏楽であれば息継ぎでしょうか。
なんか、分かる!そこに個性が表れますよね!
続いて10番目の言語感覚ですが、
これは聴覚あってこそ、というか。
耳、という器官は、集音器であって、
日常で聞く様々な音を無選別で受け入れます。
その中から、
「言語を聞き取り、言語を言語と認める感覚」
が、言語感覚です。
例えば、たくさんの雑音の中から、
言葉と認識できる音はよく聞こえませんか?
英語でもロシア語でも、言葉を話しているのは、
なんとなく分かりませんか?
身振り手振りをする人を見てると、
言葉に変えて理解しようとしませんか?
そういえば、
欧米人は虫の鳴き声を「音」として認識するのに対して、
日本人は虫の鳴き声を「声」として認識するらしいですね。
現代人に当てはまるかは分かりませんが。
そこも言語感覚の違い、なのかもしれません。
ちなみに、言語感覚は運動感覚と関わりがあるそうなので、
体を動かすことで、言語感覚も磨かれていくそうですよ。
感情を体いっぱいに表現することで、
言葉で表現する方法を学んでいくんだとか。
体で表現するのを抑えてしまうと、
表現すること自体が抑えられて、
発達できないからでしょうか。
11番目は、思考感覚。
「他者の思考感覚を理解する感覚」だそうです。
思考は形のないものだが、言葉で表現される。
しかし、言葉にとらわれると、
ほんとうの意味を理解できない。
この辺は、カウンセリングを学んでいく上で、
難しいことだなぁと実感しています。
この感覚が育っていないと、
講演などを聞いて、嘘か本当か分からないんだとか。
最後の12番めは自我感覚。
他者の自我を知覚する感覚。
自分が自分である感覚。
これは、1番目の触覚に関わりがあります。
生まれてから触れ合いをたくさんすることで、
自分と世界との境界線を知り、
他者と交わることのない身体があることを知り、
自分という存在を認識していく作業が必要で、
ここがおろそかになっていると、
自分と世界、自分と他者との境界線が曖昧な、
不安定な人間になってしまうんだろうと思います。
いますよね、人との距離感がオカシイ人…(遠い目)。
さて、12感覚についてサラッと学んできましたが、
とーっても奥深くて、面白いシュタイナー教育。
12感覚の発達の目安なども教えてもらったので、
それはまた次回~♪