えんむすび委員会という名前に込めた想い | 法皇JC理事長ブログ

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公益社団法人法皇青年会議所 歴代理事長より受け継がれし理事長ブログ 
第24代理事長 飛鷹惣太郎 が更新中です。

こんにちは、村上副理事長からバトンを預かりました、

えんむすび委員会委員長の古川です。

 

 

村上君とは2015年度に同期の委員長として共に歩み、お互いの委員会をまたいだ合同事業にも一緒に取り組んだ仲。

今年も心強いサポートをいただいています!

 

 

当時の私は委員会名に、「研修委員会」という固い名前をつけていました。

そんな私が今年の委員会名を「えんむすび委員会」とするというのは、なかなか思い切りの要ることだったんですが……

 

フタを開けてみれば他の2委員会が「ANK39委員会」「フリーダム委員会」というインパクト!

安心と同時に少々の悔しさを感じるところでありました。

 

事業のインパクトでは負けるものか!と、現在、委員会メンバーとともに鋭意事業計画中です!

 

 

 

 

「縁結びということは、婚活事業をするんですか?」

 

そう思われる方も多いかもしれません。

ですが、すみません、今年私たちが結ぼうとしているのは男女の縁ではなく、別の縁なのです。

 

じゃあ一体何を結ぶの?というお話をするにあたって、まずはここでちょっと、人と人とのつながりを「たてよこの糸」のように分解して考えてみましょう!

 

たて方向を時間軸と考えて、「今」という時間で切り取った断面を強引に横だと言い張ると……

  • たて糸は世代を超えたつながり=血縁や教育、伝統など
  • よこ糸は同時代を生きるつながり=地縁や交友関係、パートナーシップなど

と、考えることができるのではないでしょうか。

 

 

私達えんむすび委員会は、この中の「教育」と「地縁」とに力を注ぎ、

「子どもたちとプログラミング教育を結ぶ事業」

「高校生と地域社会を結ぶ事業」

の2つを柱として本年度の活動に取り組んでいます!

 

 

 

 

そもそも「えんむすび」という言葉を委員会名として選んだのは、委員会の方向性と私自身の想い、そして飛鷹理事長の掲げる「感謝を胸に新しい時代へ」というスローガンという3つの要素が重なり合う言葉だと感じたからでした。

 

感謝、というと真っ先に思い浮かぶ言葉は

「ありがとう」

だと思いますが、もう一つ、

「おかげさま」

という言葉もあります。

 

前述のたてよこのつながり、先人たちから受け継ぎ未来へと繋いでいくもの、人と人、自然、物事や出来事……

決して当たり前ではない様々なご縁の御蔭で今があるのだと自覚するとき、「ありがとう」「おかげさま」という言葉にも心が宿るのではないでしょうか。

 

そのような想いを胸に、新しい縁を結び新しい時代へと繋がるような事業に取り組みたいという願いを込めて、「えんむすび委員会」という名前をつけた次第です。

 

 

 

 

さて、今はまさに新型コロナウイルスの影響で、これまでと同じように在ること自体が難しくなってしまっています。

 

日常のありがたさを痛感する、困難な事態です。

 

感染拡大の防止を第一に考えなけらばならず、JC活動としてもままなりません。

 

そのような中ではありますが、事態が治まった暁に立ち止まることなく歩めるように、事業の計画は前向きに進めていかなければと考えています。

 

 

昔、私が出雲大社で修行をしていた頃の話ですが、その時に直面していたあまり良くない出来事に対して、当時指導をしてくださっていた神主さんが

 

「これも何かの縁ですね」

 

とおっしゃっているのを聞いて、気持ちが楽になったという経験がありました。

 

 

「定め」や「運命」と言ってしまうと如何ともし難い無力感が生じますが、「これも何かの縁」だと思うと、その縁をどう活かすのかは自分次第であるというような、前向きな気持ちが湧いてくる気がします。

 

この年に委員長という役目をお預かりしたというご縁に向き合い、今であってもできること、今だからこそできることを考え、メンバーと力を合わせて進んでいきたいと思っています。

 

今もこの病に苦しめられている方々の一刻も早い回復と、分断されてしまっている社会の再生を祈りながら、委員長としての今の想いを綴らせていただきました。

 

 

 

では、このバトンは本年度同期委員長の期待の星!フリーダム委員会の久保委員長にお渡しします!

 

よろしくお願いいたします!