3月7日 日経新聞地方版 | 法皇JC理事長ブログ

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公益社団法人法皇青年会議所 歴代理事長より受け継がれし理事長ブログ 
第24代理事長 飛鷹惣太郎 が更新中です。

愛媛県出身の県内学生 進路希望は・・・

「地元で就職・起業」68% 愛媛銀調査

 

という見出しの記事がある。

理由は「住み慣れている」などが多いようです。

残り32%(つまり、愛媛県外の企業に就職した)のうち40%が「地元に帰りたい」、32%が「都会に行きたい」だそうだ。

 

その他の質問事項に「愛媛県に若者を増やすために必要なことは?(複数回答)」にたいして、

・ 交通の利便性を上げる 57%

・ 雇用環境の整備     50%

・ 娯楽施設の増加     40%

これに対して、「新幹線の開通」「テレワークの実現」なども記載されていたようだ。

(N=2286人 回答率=45.1%)

 

以上が記事の要約だ。

 

いろいろな見方ができると思う。

そもそも高校卒業時点で県内に残った学生は学生全体の何割なのか?

反対に誰くらいの規模の学生が他県から流入しているのか?

他県に行った学生の感覚はどうであるか?

四国島内の場合は?

中国地方、九州地方に行った学生は?

近畿圏は?

中部では?

関東では?

「住み慣れた」はポジティブな言葉なのか?

など

 

この学生の就職先の話題は

多子社会というキーワードにも関わろう。

地方創生というキーワードにも関わろう。

 

 

子供たちに地元の魅力を知ってもらう事業をそこかしこでいろいろな団体が行っている。

法皇青年会議所も行う。

青少年育成事業と呼ぶことも多い。

 

小学生にとっての魅力。

中学生にとっての魅力。

高校生にとっての魅力。

大学生にとっての魅力。

社会人にとっての魅力。

 

まちの魅力の切り口は難しい。

本当の魅力とは何だろうかと考えることもある。

今、私が感じているこのまちの魅力を子供たちに説くことはできるが、押し付けることはできます。

どんな言葉で、どんな切り口で、どんな見方でこのまちを語って伝えていこうかと悩むのも案外楽しい。

我々は真剣にその言葉一つ一つを磨き上げてキラキラの宝石のようして、子供たちに伝えなきゃならない。

今このまちにいて、心底幸せだ、ということをちゃんと伝えてあげる必要がある。

そこには、一切の打算めいたものが混じらないでほしいと切に願う。

 

大学生の就職活動も本格始動し始めるこの季節の中で、改めて「まち」の魅力に想いを馳せている。

四国中央市は魅力的なまちだ。