こんにちは、ちるますです!

「最近、なんだかモヤモヤする」「毎日忙しいのに、なぜか満たされない」――そんなふうに感じている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
仕事も家事もこなして、それなりに頑張っているはずなのに、どこか心がすり減っている気がする。
実はその感覚、今の時代をうまく生き抜くための大切なサインかもしれません。
今回は、そんなモヤモヤを解消するヒントになる「ウェルビーイング」について、わかりやすくお伝えしていきます。


☑ ウェルビーイングってどういう意味?


「ウェルビーイング(Well-being)」とは、直訳すると「よりよく生きること」です。
WHO(世界保健機関)では1946年の設立当初から、「健康とは単に病気がない状態ではなく、身体的・精神的・社会的に完全に満たされた状態」として、この言葉を使っています。
つまり、体が丈夫なだけでなく、心が満たされていて、人間関係もうまくいっている――そんな状態をまるごと指す言葉なんです。
「幸福」や「健康」とはちょっとちがって、一時的な喜びではなく、持続的にいい状態であることがポイントです。


☑ なぜ今これほど注目されているの?


2026年のマーケティングトレンド調査では、「ウェルビーイング」が期待トレンドの第2位に入るなど、社会全体でその関心が急速に高まっています。
コロナ禍以降、リモートワークの普及や価値観の変化によって、「自分にとって本当に大切なものって何?」と問い直す人が増えました。
また、物価上昇や仕事のストレスを抱える中で、「お金や地位だけでは幸せになれない」と気づき始めた人も多いはず。
2025年の世界幸福度ランキングでは、日本は147カ国中55位という結果でした。
フィンランドが8年連続で1位をキープしているのとは対照的に、日本はまだまだ伸びしろがある、とも言えます。


☑ ウェルビーイングを高める5つのヒント


心理学者マーティン・セリグマンは、ウェルビーイングを構成する要素として「PERMA」という5つの柱を提唱しています。
難しく聞こえるかもしれませんが、ひとつひとつはとてもシンプルです。

1つ目は「ポジティブな感情を持つこと」です。
小さな喜びや感謝を意識するだけでOKです。

2つ目は「何かに没頭すること」です。
趣味でも仕事でも、夢中になれる時間を大切にしましょう。

3つ目は「良好な人間関係」です。
家族や友人、職場の仲間とのつながりが心の支えになります。

4つ目は「人生に意義や目的を持つこと」です。
「自分はなんのために生きているのか」を少し考えてみてください。

5つ目は「何かを達成する体験」です。
大きな目標でなくて構いません。
日々の小さな「できた!」を積み重ねることが大切です。


☑ 日常のちょっとした工夫から始めよう


2025年には、オランダの駅に「スマホ禁止のオフラインゾーン」が登場したことが話題になりました。
デジタルから少し離れて、自分自身と向き合う時間を意図的につくるという発想です。
日本でも、住宅設計に「ウェルビーイング住宅」という考え方が広まりつつあります。
光、空気、音、緑といった環境要素が心身に与える影響を重視した家づくりです。
こうした世界の動きを見ていると、幸せは「買うもの」ではなく、「自分でつくるもの」だということが伝わってきますよね。
まずは今日から、睡眠時間をしっかり確保する、好きな音楽を聴く、外を10分散歩する――そんな小さな一歩から始めてみてください。
ウェルビーイングは、特別な人だけのものではありません。
毎日の積み重ねが、あなたの「幸せな状態」をつくっていくのです。

それではまた、ちるますでした!