こんにちは、ちるますです!

「最近なんだか充実感がない」「忙しいのに満たされない」と感じることはありませんか。
そういった悩みを持つ方に、ぜひ知ってほしい考え方があります。
それが「PERMAモデル」です。
ポジティブ心理学の世界から生まれたこのフレームワークは、仕事にも日常生活にも活用できる幸福の「設計図」と言えるものです。
今回はPERMAの基本から最新の活用方法まで、ていねいに解説していきますね。

☑ PERMAモデルとは何か


PERMAとは、「ポジティブ心理学の父」と呼ばれるアメリカの心理学者マーティン・セリグマン博士が2011年に提唱したウェルビーイングのフレームワークです。
ウェルビーイングとは、心身ともに健康で、社会的にも満たされた状態のことを指します。

セリグマン博士は、従来の「幸福とは人生の満足度である」という考え方に疑問を持ちました。
なぜなら、その測定方法がその瞬間の気分に左右されすぎてしまうからです。
そこで、幸福をより多面的に捉えるために開発されたのがPERMAです。
幸福を構成する5つの要素の頭文字を組み合わせた名前になっています。

☑ 5つの要素をひとつずつ確認しよう


まずは「P」、Positive Emotion(ポジティブ感情)です。
喜び、感謝、愛情、希望など、前向きな感情を日常の中で意識的に感じることを指します。
「思い切り笑った」「感謝を伝えた」という小さな出来事でも十分なんです。

次に「E」、Engagement(エンゲージメント・没頭)です。
自分の強みを活かして何かに夢中になれる時間、いわゆる「フロー状態」を経験することです。
時間を忘れるほど集中できる活動があると、ウェルビーイングが大きく高まります。

3つ目は「R」、Relationships(人間関係)です。
信頼できる人とのつながりは、幸福感を支える土台になります。
深い友情や家族との絆、職場での良い関係もここに含まれます。

4つ目は「M」、Meaning(意義・意味)です。
「自分の存在には意味がある」「この活動には価値がある」と感じられることです。
仕事だけでなく、ボランティアや趣味の中にも意義を見つけることができます。

最後が「A」、Accomplishment(達成)です。
目標に向かって努力し、それを達成した喜びは自己効力感を高めます。
大きな成果でなくても、毎日の小さな積み重ねが幸福感を育てていきます。

☑ 最新の動向、PERMA+4って何?


実は、近年PERMAモデルはさらに進化しています。
2022年に発表された研究では、PERMAに4つの要素を加えた「PERMA+4」が提案されました。
追加されたのは「ポジティブなマインドセット」「経済的安定」「身体の健康」「職場環境」の4つです。

これは特に職場でのウェルビーイングを考える際に有効なモデルです。
日本では2025年以降もウェルビーイング経営への関心が高まり続けており、PERMAはその基盤となるフレームワークとして多くの企業に取り入れられています。
単なる福利厚生ではなく、経営戦略としてPERMAを捉える動きが広がっているんです。

☑ 日常生活に取り入れるコツ


PERMAを学んでも「実践が難しそう…」と感じる方もいるかもしれません。
でも、始め方はとてもシンプルです。

今日一日を振り返って、「何か嬉しいことがあったか(P)」「夢中になれた瞬間はあったか(E)」「誰かとあたたかいやりとりができたか(R)」「意味を感じた行動はあったか(M)」「何かを達成できたか(A)」を確認してみてください。
この5つの問いを習慣にするだけで、日々の充実感がじわじわと変わってきます。

毎日全部を満たす必要はありません。
今日はどの要素が満たされていたか、どれが足りなかったかを意識するだけで、自分の幸福の状態を把握できるようになります。
それが、より豊かな人生への第一歩になるんです。

それではまた、ちるますでした!