9月20日(木)10時~12時
大田区民プラザ3階 和室にて 参加者16名
課題
(1)住んでいる地域のメンタルマップ
(2)身近なもののそれぞれのよいところを見つける
(3)記録の短詩形化
(4)子ども発見
メンタルマップを書くことで、地域の文化の話(おじぞうさん、神社の謂れなど)を伝えることができました。また、親の知らない場所を子どもが知っていたり、子どもがご近所のやさしさに触れたり、描きたいことをしっかりイメージして描いていたりと、新しい発見ができました。
親の文化をただ伝えるだけでは授業になってしまいますが、メンタルマップだと、一緒に経験を共有しながら、伝えられます。
また、ふだん、同じ道を通っていても、子どもが見ているところが、親とまったく違っていて、面白く感じたり、じつは、親に内緒にしていたとっておきなどの場所を、子どもがうっかり書いてしまったり・・・。
ぜひ、今回できなかった方も、時間があったらチャレンジしてみていください。
寺内先生の言葉
最近、報道されている「いじめ」のニュース。
報道では、周りが「いじめの心」を見抜いていないと伝えています。
見えないものを見る評価が抜け落ちています。
学校からの通信簿の中に、見えないものを評価する項目がないのです。
親は、わが子の見えない力を知るすべがありません。
子育てがカリキュラム化されています。
親は、マニュアル本や子育ての情報誌からの情報でカリキュラムを作り、
カリキュラムに載っていないよい点は、評価せず、
それに沿わない現実は受け入れることが出来ません。
人間的な子育て文化が伝えられていません。
個性的な発達ができないのではないでしょうか。