2011年1月21日(金)10:00~12:30 プラムハイツ千鳥・集会場にて 参加者14名


課題

①礼儀って  お辞儀と挨拶言葉
②学校のきまり(規則)とわが家の約束(家族の配慮)
③子どもの絵を聴く



今回課題の一つであった「挨拶」について先生はこんなお話をされました。



挨拶とは関わる意識の表れです。

例えば、「おはよう」。

本来は「~だから、おはよう」ということです。

つまり、「今日は早くから仕事ができて良かったですね」というように、昔は共に生きる意識の表れでした。

ところが、今は挨拶の形だけにとらわれてしまっている場合が多いようです。

例えば、大きな声で挨拶する、頭を下げるなど…。

それは大切なことではありますが、そこに心がこもっていなければ、挨拶は形骸化してしまいます。

形だけにとらわれると、「挨拶すればいいだろう」「大きな声ならいいだろう」ということになります。

見た目には、それでしっかり挨拶できているように見えるので、大人も安心してしまいます。

関わる意識があるのかどうかは、挨拶する時に相手の目を見ているかでもわかります。

今は昔のように「~だから、おはよう」などとは言いませんが、

言葉が足りない部分は表情と仕草で補うことができます。

ひとつの方法としては、「ゆっくり言う」といいと思います。

ゆっくり挨拶すれば表情が柔らかくなります。

早く言うと表情は硬くなります。


先生は、愛を伴わない礼(挨拶など)が増えたことが気になるとおっしゃっていました。