① お母さんが大切にしているものを見せる


② 秋の気配


③ 子ども発見


④ 子どもの絵を聴く


⑤ 年間の課題…豊かさと貧しさ





① 「お母さんが大切にしているものを見せる」 について



大切にしているものを見せる時、ちょっとした仕掛けをしたり、舞台を用意するといいそうです。

例えば、見せたいものをハンカチや風呂敷などに包んでおいて、話をしながらそっと包みを開く…など、いつもの話とは違う演出をします。


「なんだろう?」「いつもとは違うな」「特別な話かな」など、子どもは期待と緊張を抱きます。

それによって後に続く話の大切さ、見せてもらうものの特別さがより深く伝わります。


舞台のどん帳を思い出してください。

どん帳は、その向こうに日常とは違う世界が広がっていることを感じさせます。

そして、どん帳が閉じた時、観客は再び日常へと戻っていくのです。



同じように大切なもの・特別なものを見せる時は普段と同じように話してしまわないで、

特別な舞台を用意する…ということだと思います。


つまり、大切なものは、大切に扱って大切に話をするということですね。



10月8日の講演会の最初に、寺内先生は全員を近くに集めて、小さな風呂敷包みを見せてくださいました。

「これは一体なんだろう」「何がはじまるんだろう」と一同期待が高まりました。

しかし、先生はすぐには中身を見せてくれません。

ご自分がおもちゃデザイナーを志したいきさつなどを語られた後、教えてくだっさたのは、

包みの中身が最初に作ったおもちゃだということでした。

その話をされた後、先生はそっとそっと風呂敷包みをほどかれましした。

中から出てきたのは、両手で包めるくらいの大きさの木の積み木でした。

積み木といっても、立方体や直方体などの人工的な形ではなく、

まるで自然にできあがったかのような角が取れたコロッとしたた立体でした。

その美しさはうまく言葉で説明できないのですが、

息子さんのために作ったおもちゃということでした。


その場にいた誰もが、先生の思いの深さを感じたことと思います。





「大切にしているものを見せる」とはこういうことだよ、と先生が教えてくださったのでした。







次回ほほえみの会は 


11月5日(金)10:00~12:00


場所は検討中ですので、決まり次第ご連絡します。



チャレンジ記録の締め切りは 10月31日(日)深夜12時

ほほえみの会のgmailアドレスに送ってください。


絵の提出は10月29日(金)夕方までとさせていただきます。


よろしくお願いします。


odorimama