2月16日(火)10:00~12:00 池上文化センターにて

参加者 9名


チャレンジ記録

①子どもと一緒に喜びあったこと

②子どもの主張で感心したこと

③子どもと共に感じあった冬の美しさ


☆新会員向け課題

①子どもがよくマネるお母さんの生活

②子どものごっこ遊びの内容


☆子どもの絵を聴く



今回、子育てチャレンジ記録の段階的目安を先生が示してくださいました。


定例会に参加できなかったり、チャレンジ記録を提出できなった、あるいは満足いくものが提出できなかったとしても、課題を意識しながら生活することで、子育て力の成長に繋がっているのですね。

さて、皆さんはどの段階ですか?

一緒に子育てチャレンジの階段を上っていきたいですね。


~子育てチャレンジ記録の段階的目安~


①チャレンジ記録は文字にしなくても、心に刻めば子育て力は磨かれる。

②子育て課題にチャレンジして、会話だけでも2往復以上記録できたら何か発見できる。

③親子の会話が常に4往復以上記録できるようになれば、生活意識が変化してくる。

④会話記録に自分の感想や評価を添えるようになれば、子どもの信頼感情も深まる。

⑤課題を創意し記録に残すようになれば、わが家の生活文化が子どもに伝承される。

⑥語らいの子育て実践を経て、商品だけに頼らない生活文化の道が拓かれる。


注:②の「会話が2往復以上」というのは、1往復だと質問とその答えだけになりがちですが、2往復あれば会話に感情が入りやすいからです。



さて、今回は以前課題になった「冬芽」や、「霜柱」「雪」など、冬の美しさに関する記録が多く見られました。

「冬芽は枯れているように見えるが、気が付けばそこに命がある」

先生の言葉です。

いつの間にか、ごく自然に「枯れ枝に春の訪れ」を感じることができるようになっている私たちがいます。

まだまだ寒い日が続いています。冬は美を感じやすい季節だそうです。

もう少しの間冬の美しさの続きを発見できそうですね。


以下、先生のお話で印象に残った2点についてまとめました。


①子どもの遊びの浅さについて


幼稚園・保育園でおもちゃの取り合いが目立ちますが、おもちゃがないと遊べない子どもが増えているからです。

そして、おもちゃは買うものだと思っています。

しかし、本来は紐1本、棒1本あればいくらでも遊べます。

あるいは手のひらだけでも遊べます。

例えば手のひらに包む空気の量によって様々なことを表現できるのです。

おもちゃはあくまで舞台、主人公は子どもです。

そして、舞台はなるべく地味である方が心が華やかになります。

遊びの環境は単純な方がいいということです。


②「子ども感」を持ちすぎない


子育ての時、「子ども感」を持ちすぎないようにしましょう。

つまり、「子どもはこうあるべき」、「こういうものだ」など自分の枠に当てはめないということです。

それは子どもの自由な成長の妨げになります。

子どもが絵を描かない背景も実はここにあります。

自分が考えている子ども感の方に子どもを誘導してしまっているのです。

子どもの未熟な部分を認めないことで、子どもはあきらめ、自信をなくしてしまいます。

「わぁ、すごい!子どもってすごい!」という感覚が大切です。

また、子どもに関すること限らず、「わぁ、すごい!」と思えるかどうか。

子どもは自分の固定的な価値観を崩してくれます。


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