インターハート

8月5~7日山梨県の日本医科大学セミナーハウスにて、「インターハート人間教育研究会」のサマーセミナーがありました。

「インターハート人間教育研究会」は寺内先生を代表とする、お互いが心を通わせながら共に生きる教育を考える会です。
(メンバーは主に保育・教育関係者)
この会の前身は1977年に発足した「子どもとつくる生活文化研究会」で、保育・教育界に大きな影響を与え、また、多くの優勝な人材を輩出しました。

さて、そのサマーセミナー、私は去年に引き続き2回目の参加となりました。

今年のテーマは「受けとめる」

初日は詩人でもある東京家政大学学長・片岡輝氏の『まるごと子ども』という基調講演で始まりました。
子どもを受容するとはどういうことなのかワークショップ形式で一人ひとりが意見を述べました。
2日目の午前中は分科会に分かれての少人数の寺子屋学習。
各寺子屋のテーマは「親の今を受けとめる」「子どもの遊びを受けとめる」「ワタシを受け入れて!」「子どもの今を伝える」の4つでした。
私は、応用心理士・加古明子先生の「ワタシを受け入れて!」に参加。
その内容をここでまとめるのは難しいのですが・・・、印象に残ったお話をひとつ。

〈人生は直線的に進むのではなく、螺旋状に進むものである。
そのため、螺旋の反対側に行ったときには停滞していたり、後退しているように感じるかもしれない。
しかし、その影の時間こそが人間を成長させる。〉

午後は富士エコパークに移動して、自然環境教育に関して学び、電動バイクや手作り電気自動車に乗ったり、
ジャム作りやフィンガーピアノ(カリンバ)作りをしたり、フリスビーをしたり・・・・、と思い思いに大自然の中で楽しみました。

実は、今年は2人の子どもも連れて行ったので、このエコパークでは2人とも大喜びでした^^

最終日は寺内先生の全体講演「見つめる子育て・受け止める保育」がありました。
寺内先生は「語り合う」とか、「寄り添い合う」、「ほほえみ合う」など「~し合う」という表現をよくされますが、
それは先生がいつも顔の見える関係にこだわってこられたからです。
共に悩み、手を取り合い、寄り添うという共感的支援を大切にされているのです。
その思いに改めて気付きました。

その他にも歌あり、手遊びあり、語りあり、絵本あり、深夜までの飲み会あり・・・と、と~っても楽しい3日間でした!
是非来年はみなさんもいかがですか?

エコパーク 富士エコパーク               ☆オドリママ☆