2月に5歳になった娘は保育園の帰り道、毎日同じことを聞いてくる。
娘 「今日、夕飯なあに?」
私 「シチュー作ろうかなあ?」
娘 「やった~!!、手伝ってあげる~」
私 「うわ~、助かるわ」(本音、うわ~また倍時間がかかっちゃう~)
家に着いて、私が台所に立つと
娘 「お手伝いする~。切ってあげるー」
と、踏み台を持って調理台やコンロの前に乱入してくる。
私 「あー、ちょっと待って。いまやってもらうの準備するから、準備したら呼ぶから、ネ?!」
娘はしぶしぶ台所の入り口に引き下がり、「お手伝いする」と言い続けている。
私 「待ってて。すぐ呼ぶから。準備できたらすぐ呼ぶから、ごめんね。」
娘 「呼ぶの待ってるー」
と、その場にひざを抱えてお山座り(体育座り)をし、今か今かとこっちを
じーっと見つめながら呼ばれるのを待っている。
その一途な様子にホロッとしてしまう。
急いで、人参を準備し
私 「xxちゃん、人参切って~。」
娘 「いいよお~」そばにいるのにものすごく大きな声。
私 「ありがとうね。ほんと助かるよ」
娘 「どういたたまして、だってxxちゃん、神様からくれたんだもん」
私はいつも娘が寝るとき添い寝をして、「xxちゃんがママのところに来てくれてホント幸せだわ、
神様がママのおなかに届けてくれたのよ。」と言っている。
お手伝いが終わると、料理が出来上がるのを楽しみに待っている。
娘 「できた~?」
私 「今ぐつぐつ煮込んでるからね。あとちょっとだよ」
1分もしないうちに
娘 「もう、できた~?」
私 「あとちょっと。すぐできるから待っててね」
しばらくこんなやり取りをし、ようやく出来上がっていただきます。
お手伝いも食べるのも毎日毎日娘は、頑張って「待つ」日々なのです。
もっとママ