1/30 第13回のほほえみの会を持った。
今回のテーマは「絵を聴く」「冬景色」「子どもの涙」の三つ。
原稿の締め切りが迫る中、寺内先生がおいでくださった。
参加者12名。
子どもの描いた絵と、テーマについて親子の会話の記録をまとめたものを
コピーして、全員が見ながら、寺内先生に解説をいただいた。
まず先生から総括があり、「ファンタジーは増えましたが、まだ感性の会話や広がりが
足りないようです」ということだった。
「現代人は人とのかかわり、物とのかかわりが希薄になってきている。
命についてもっと敏感に受け止められるように感性を育ててほしい」ということだった。
冬の自然は昨年も一度体験したテーマだった。
冬芽の観察では、ロウソクに見立てたり、お花の赤ちゃんを大事に観察する報告が。
子どもの涙については先生から「子どもの涙は七色。いろいろな意味がある」と言われた。
今回は嬉し涙はなかった。
I さん ・・・ 移動教室から帰ってきたら さびしくて、小6の兄は
一人で部屋でこっそり 泣いていたそうだ。
Kさん ・・・ 下の子が生まれたときのことを絵本にしてあり、それを読むと
小1の兄は号泣するという。
「ママが入院するところがダメなんだ」という理由だそうだ。
当時は2歳くらいで、ママが入院しても泣いたりしなかったそうなのに。
がまんしていたことを思い出すということのよう。
子どもは理由をうまくいえないことがあるので、あまり問い詰めてはいけないといわれた。
長い説明になることもあり、要領よくまとめては言えないことも多いから。
「どうして?」とすぐ理由を聞いてしまうので、気をつけなくては。
絵を聴く
印象にのこっているのはSさんのお子さんのなぐりがきのようなおイモの絵。
先生から、「これを見て、あっおいもだおいしそう!パクパク焼き芋にする?
という具合に会話を広げていくと、絵を描く楽しさが育ちます」とアドバイスがあった。
なるほど。私もやってみたい。
「絵が上手とか下手という評価をする家族にならないように」とも言われた。
ついほめればいいと思ってしまうが、「がんばって描いたね。」とか「描いて楽しいね。」など
他の言葉がけを家族の文化にしていく必要があるということだ。
次回は「待つ」がテーマ。現代に足りないもののひとつだから
子どもといっしょに楽しみに待つ経験をつくりあげる。
プロセスを大事なすることを体験させるという主旨。
私にはまたまた苦手なテーマだが、チャレンジしてみたい。
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次回は3/6(月)の予定です。
(hanamaru)