橋下市長と市教育委員会は利権が衝突して対立しているので、どちらも相手の隙をついて
主導権を握ろうとしていますが、それはいつものこと。
今は橋下市長に分があるので、市教育委員会としては市長の言葉の端に噛み付くしかない
のが現状のようです。
そこで、「入試は中止だ」という発言に、「子供が混乱する」「受験生に罪はない」という
一般論的お情け頂戴をプラカードに書いて抵抗していますね。
しかしこれは、両者の根本的な発送の差から出ていることです。
橋下市長の論理は簡単。
キツイ表現で書きますよ。
現在の桜宮高校(の体育科など)は体罰などを手段とした「人殺しシステム」である。
↓
今のシステムを継続させることは「次の死者」を生むことになる。
↓
システムの根本的改善が図られない限り入試の実施は「人殺し」になる。
このように、体罰型運動系教育を「人殺しシステム」と断じれば、即時機能停止は当然です。
「部活をしたい」という生徒も、「この高校の体育科に進学したい」という受験生も、市長
からすれば「危険も理解できない無知な者」もしくは「他人が死のうが私には関係ないという
無責任な者」としか見えないでしょう。
一方、市教育委員会はシステムとして「死者を生む」とは考えていません。
・一過性のもの。
・特殊な要因(自殺した生徒の人格まで含める)によるもの。
・稀有な例。
などなど。
つまり、市教育委員会は「こんなこと、本当にたまたまなことで、今までどおりにしても
大きな問題はない」と考えているわけです。
だから市長の言う入試中止など、「異常な対応」としか思えない。
この二つの「システムに対する理解」が変わらない限り、平行線です。
さあ、みなさん、どちらが正しいでしょうか?
個人的には、下衆の勘繰りですが、今回は橋下市長に分があるように思えます。
ブン屋の飲み仲間から聞く限りでは「顧問の待遇などが治外法権すぎる」からです。
「スポーツ人」としてのカリスマ性があるようですね。
信者も多いでしょう。
どこぞの教祖みたいなものです。
最近、チームの成績も悪いため、自ら築いた利権の王国を壊されたくないので、必死になり、
体罰も増えていた、という情報も耳にします。
そこに今回の隙が生まれたのでしょうか。
このような隙には、死神が好んで滑り込んできます。
ここで気を付けなくてはいけないのは、詐欺師が議論の論点をすり替えにかかっていること
です。
「ビンタの是非」とか「体罰の善悪」とか「俺も昔叩かれたがそれで更生した」とか言い出
している連中は、愚か者か詐欺師か、どちらかです。
そういう話じゃない。
先生が自分のことなど忘れて生徒だけのために涙をこらえて手を上げる、という話と、今回
の体罰は全く次元が違うのです。
監督や捕手が我を失っている投手にビンタを入れて正気づかせるのとは全く違う話です。
それを混同させて議論をぐちゃぐちゃにしようとしている連中がいます。
それら詐欺師の狙いは、多くが、「現在過去、自分たちが行った犯罪(暴力)を正当化して、
罪を逃れる」ためです。
今回の体罰は、「チームという組織をコントロールするためのリーダーに対する攻撃」です。
狼の群れでリーダーを倒すと、その群れ全体が言うことを聞く、あの集団心理を利用してこ
の顧問はチームをまとめていたのでしょう。経験的に。
それは、「生徒への愛」ではなく「機能的システム」としての体罰です。
みなさまも騙されないように。
主導権を握ろうとしていますが、それはいつものこと。
今は橋下市長に分があるので、市教育委員会としては市長の言葉の端に噛み付くしかない
のが現状のようです。
そこで、「入試は中止だ」という発言に、「子供が混乱する」「受験生に罪はない」という
一般論的お情け頂戴をプラカードに書いて抵抗していますね。
しかしこれは、両者の根本的な発送の差から出ていることです。
橋下市長の論理は簡単。
キツイ表現で書きますよ。
現在の桜宮高校(の体育科など)は体罰などを手段とした「人殺しシステム」である。
↓
今のシステムを継続させることは「次の死者」を生むことになる。
↓
システムの根本的改善が図られない限り入試の実施は「人殺し」になる。
このように、体罰型運動系教育を「人殺しシステム」と断じれば、即時機能停止は当然です。
「部活をしたい」という生徒も、「この高校の体育科に進学したい」という受験生も、市長
からすれば「危険も理解できない無知な者」もしくは「他人が死のうが私には関係ないという
無責任な者」としか見えないでしょう。
一方、市教育委員会はシステムとして「死者を生む」とは考えていません。
・一過性のもの。
・特殊な要因(自殺した生徒の人格まで含める)によるもの。
・稀有な例。
などなど。
つまり、市教育委員会は「こんなこと、本当にたまたまなことで、今までどおりにしても
大きな問題はない」と考えているわけです。
だから市長の言う入試中止など、「異常な対応」としか思えない。
この二つの「システムに対する理解」が変わらない限り、平行線です。
さあ、みなさん、どちらが正しいでしょうか?
個人的には、下衆の勘繰りですが、今回は橋下市長に分があるように思えます。
ブン屋の飲み仲間から聞く限りでは「顧問の待遇などが治外法権すぎる」からです。
「スポーツ人」としてのカリスマ性があるようですね。
信者も多いでしょう。
どこぞの教祖みたいなものです。
最近、チームの成績も悪いため、自ら築いた利権の王国を壊されたくないので、必死になり、
体罰も増えていた、という情報も耳にします。
そこに今回の隙が生まれたのでしょうか。
このような隙には、死神が好んで滑り込んできます。
ここで気を付けなくてはいけないのは、詐欺師が議論の論点をすり替えにかかっていること
です。
「ビンタの是非」とか「体罰の善悪」とか「俺も昔叩かれたがそれで更生した」とか言い出
している連中は、愚か者か詐欺師か、どちらかです。
そういう話じゃない。
先生が自分のことなど忘れて生徒だけのために涙をこらえて手を上げる、という話と、今回
の体罰は全く次元が違うのです。
監督や捕手が我を失っている投手にビンタを入れて正気づかせるのとは全く違う話です。
それを混同させて議論をぐちゃぐちゃにしようとしている連中がいます。
それら詐欺師の狙いは、多くが、「現在過去、自分たちが行った犯罪(暴力)を正当化して、
罪を逃れる」ためです。
今回の体罰は、「チームという組織をコントロールするためのリーダーに対する攻撃」です。
狼の群れでリーダーを倒すと、その群れ全体が言うことを聞く、あの集団心理を利用してこ
の顧問はチームをまとめていたのでしょう。経験的に。
それは、「生徒への愛」ではなく「機能的システム」としての体罰です。
みなさまも騙されないように。