やっと戻ってきた私です。

さて、あっという間に選挙前日ですね。
投票に行かれる前に、簡単に全体像を見てみましょう。
すると、大きく二分されているとわかります。

1)親米
合衆国と仲良くやっていきたい。
合衆国の力を借りて、国際社会で力を発揮したい。
合衆国の核の傘の下で守られたい。

自民党、日本維新の会、民主党(野田周辺)、幸福実現党、新党改革、みんなの党


2)嫌米
合衆国の支配下にいるのは嫌だ。
合衆国の握っている利権を取り戻したい。
(結果としてのアジア重視や親中→中国の核の傘の下で守られたい)

公明党、民主党(反野田派・旧社会党)、国民新党、日本未来の党、新党日本、社民党、
日本共産党


大きく分けると、この先の未来、我々の子供たちの住む国を、親米にするか嫌米にするか、
その岐路にあるということです。
小沢嫌米民主党で一度は合衆国から離れて中国に600人の朝貢を行った日本国ですが、
体調の優れない陛下を無理やりこき使ったバチが当たったのか、今はご存知のとおりです。

ですが、問題は、この先の未来。

例えば尖閣問題。
今は一応の新米政権ですので、中国機領空侵犯に対し、合衆国はすぐに、「あの島は安保の
範囲だからな、わかっているな」と釘を刺しました。
こういう関係を続けたいなら、親米の党に投票すべきです。
いや、領土とか言い張らないで、中国と仲良く共同資源開発などをしたほうがいい、と思っ
ているのなら、嫌米の党に投票すべきです。

例えばTPP問題。
親米ならすぐに参加し、合衆国からの様々な農産物やサービス、社会制度などを輸入してい
くことになるでしょう。
嫌米ならTPPには断固反対し、合衆国に対抗するために中国の主導している「東アジア地
域包括的経済連携(RCEP)」に参加することになるでしょう。

戦後の日本国の政治家は、合衆国に占領される中で、なんとか自国の主権を守ろうと必死で
した。
ところが高度経済成長を経て、合衆国にタカリの性格が出てくると、日本の政治家はそれを
政治力で解決せずに、上納金を支払うことで対応してきました。
楽だから。
その結果が民主党による政権交代なのでしょう。ざっくりというと。

つまり今の日本国に必要なのは、主張をする政治家ではなく、粘り腰で実行する政治家です。
鳩山さんなんかは極端ですが、耳に心地のいい主張だけは立派です。
しかし、実行しなかった。
鳩山さんが本当に普天間を、県外に移していたら、素晴らしかったのですが。
そう言う人じゃなかった。うん○でした。
う○こと味噌を見分ける目を持つように、我々は日頃から周囲を見て学習すべきなのでしょう。

お下品な閑話休題。

あすは選挙です。
前もここで主張しましたが、棄権というのは正当な行為ですが、それは投票所まで行き、
白票、または棄権と書いた用紙を投じることです。
投票に行かずに棄権と口だけで言っている人間はロクでもないやつです。
みなさん、投票所まで足を運びましょう。
山の中のお年寄りとか、大変だとは思いますが。

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