民主党の現在位置確認。
この後、解散すれば、第一党から転落して野党へ、政権を失い、もう大臣にはなれない。
だから、大臣になるのは今のうち!
大臣経験があれば、たとえ数日間でも、「元」大臣という称号が!
どこに行っても、葬式でも、「元」大臣と呼んでもらえる!
議員にとってこれは魅力です。
恩給の額もUPするとかしないとか。
うまくいけば、叙勲の可能性もある?
あ、ここで日本の不思議な制度の話。
叙勲とかの基準ですが、諸外国では「如何に国に貢献したか」なんですが、日本の場合は
「何年その職についていたか」なんですよね。
総理大臣を五年間続ければ、「大勲位菊花大綬章」が戴ける。
五年間に何の成果も出さなくても。
国益に反しても。
国を売っても?
最後は冗談ですが、日本社会でものを言うのは「肩書き」なのです。
だから日本人は名刺が好き。
肩書きを羅列し、相手を威嚇できるから。
西洋人は勲章が好きですけれど。
胸にいっぱいつけて相手を威嚇する。
威嚇するのは同じですなあ。
よく聞く話ですが、本当に凄い人の名刺は、肩書きが書かれていないということです。
書いてなくても、相手がわかっているから。
形式だけの名刺。本質は顔パス。それが最強らしいですね。
さて、内閣改造とやら。
これでまた「元」大臣がたくさん出来て、民主党議員は良かったですね。
国民は嬉しくもなんとも無いですけれど。
大臣が変わればさまざまなインフラやら書類やらを書き換えなくてはいけません。
その費用は税金ですねえ。
こうなったら、解散選挙前にもう一回くらい内閣改造してはいかがですか、野田総理。
民主党議員の年寄りはみんな大臣経験者になれたりして。
バブル量産大臣。
お花畑な国ですね、この期に及んでも。
さて、真面目な話。
入閣候補者として色々な名前が出ていますが、おかしな人も混ざっています。
党内事情優先で、国民は二の次の大臣選び。
田中防衛大臣という世紀の失態を犯したというのに反省が無い。
所詮、民主党はこのレベルの集団、ということでしょうか。
残念ですなあ。