いやはや、あきれます。
先日も書かせていただきましたが、この方、裏方の仕事が長かったせいか、公開の場でのご自身の立場での
発言の持つ意味をよくわかっておられないようですね。
ガード下で知り合いにぼやいているのとは違いますのですが。
本音と建前のない真っ直ぐな人、と褒めなくちゃいけないところですか?
タイトルの発言は、小沢幹事長が東京地検から三度目の事情聴取を受けたことについて記者団に語った中に
あったようですね。
「新しい事実が出てくれば別だが、そんなことはない感じだから不起訴という結論をもう一度出すと思う」
1)新しい事実が出てくれば別
出てきそうなんですかねえ?
「事実無根なのだから」と言って欲しいところでしたが。
あとで小沢幹事長から怒られてませんかと心配です。
2)そんなことはない感じだから
内部の事情が筒抜けなのですか?
山岡国対委員長はどこから検察内部の進行状況を聞いているのでしょうか。
それとも勝手な憶測ですか? さらに悪いですね。
3)不起訴という結論をもう一度出すと思う
司法への圧力ですね?
聞き出した情報だと進展はないんだから起訴するな、と言っているように聞こえますね。
新しい事実が出てこなくても、今ある事実の認識を改めても起訴はあり得ますけどね。
おそらくご本人は、軽い気持ちで、素直に、思っていることを言ったのでしょう。
でも、あなたの立場にある人がそういう軽薄な発言をなさっては拙いのです。
それがわからない方のようですね。
沖縄の女性議員も怒らせましたっけね。
ただ恫喝は好きな方ですので、あちこちに圧力をかけています。
昨年の三月に発売された週刊新潮の記事の件もそうです。
2000年十二月、翌年の栃木県真岡市市長選に出馬予定だった福田氏に秘書給与の肩代わりを依頼し、
当選したあとで二十七ヶ月に渡り合計四百五万円を受け取ったと載りました。
山岡国対委員長はすぐさま「事実無根だ!」と新潮社を相手に昨年三月、裁判を起こしました。
ところが今年の四月に、請求放棄していたことが明らかになりました。
理由は、「忙しくて対応できない」「裁判所にも迷惑」だというのですが。
「取り下げ」ではなく「請求放棄」。
この二つは似ていますけど全然違うんですよね、本来。
通常、山岡国対委員長の言われる理由なら、「取り下げ」です。
「請求放棄」と言うのは、その裁判での負けを認めて、二度とこの件では裁判しませんと宣言することです。
まるで「取り下げ」したかのようなマスコミ対応と報道ですが、国民の皆様はよく知っておいてください。
なぜ「請求放棄」したのか。
答えは簡単です。肩代わりさせられた福田氏がすべて喋っちゃったから。
裁判しても負けるからです。
まあ、悪足掻きの大好きな方ですから、「請求放棄」しているのにまだ、「事実無根だ」と言っております。
新潮社は早く、逆に訴訟を起こすべきですね。
山岡国対委員長を裁判所に引っ張り出してください。
これはマスコミも寄って来ますし、週刊新潮はバカ売れですよ。
すでにこれに関する記事を出すようではありますけど。
選挙前ですのでかなりの圧力がかかっているでしょうね。
新潮社の根性が見たいところです。
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