Googleを今のところ一番頻繁に使ってる私です。

昔はinfoseekばかりで、次にexcite、そのあと、Yahoo!を経由し、今はGoogleばかり。

こういうサイト選択理由はどこにあるのでしょうか。

私個人、Googleを使う理由は、トップ画面が軽いから、だけですね。

軽いというのは、情報量が少ないということで。

Yahoo!トップ画面とか、文字が多すぎてウザいのです。


さて、中国政府。Googleが検閲に抵抗したことをお怒りですね。

当然でしょう。

天安門とか、隠しておきたいでしょうし。

今の日本政府も隠したい単語がいろいろありそうですね。

でも、それを封印する、つまり言論の自由を認めない、それはご勘弁していただきたい。

ですが、「言論の自由」を天賦の権利のように主張する方がいて違和感を覚えます。

当ブログは記載のとおり、「自由とは責任の上に勝ち取ったもの」ですので、「言論の自由」も

「他の言論の自由を妨げない」といった責任を果たしたものだけが勝ち取れると考えます。

つまり、天賦の権利でないということは、それを認めない社会組織が存在しうるということです。


まあ、そういう社会組織とは、中国政府のことですが。

ですから中国という社会組織の中で言論の自由を得るには、責任の上に「勝ち取らなければ

ならない」のです。

勝ち取るといっても、武力闘争だけを意味しているわけではありません。

歴史的には武力闘争で勝ち取った例が多いですが、これからの時代はそうは行かないでしょう。

知恵と見識で勝ち取る、つまり武力闘争なしで社会組織を作り変えることが必要でしょう。

それが出来ない限り、中国という社会には言論の自由はありません。ずっと検閲。

そういう社会組織に向かって、「天賦の権利だからないのはおかしい」といっても無駄、というより、

勝ち取ろうとする上では「邪魔」です。中国が利するだけです。無意味な主張ですから。


今回のGoogleの行動も実は、この「勝ち取る」ための社会組織変革に向かう有効な手段です。

これに対し、中国政府がこの先、どう出てくるのか。

「言論の自由」どころか、反体制とみなした者には「生きる自由」も奪いにくるかもしれません。


現在は、中国政府からはGoogle社名指しの非難声明、Google社からは製品サービスの提供

延期など、ジャブの応酬をしています。

今後の展開が気になります。

中国政府のローブローとか出そうですが。

ドクロ