私の周辺だけかもしれないけれど、評判が悪い仕分け人。
・高圧的
・知ってもいないのに利いた風の口を使う(スパコンほか)
・正義を振りかざす(国民の支持を絹の御旗にしている)
といったところが主な嫌われポイントですね。
もちろん、見えなかったものが見えてきたという大きなメリットもあるんですが。
では、こういう批判が出ないようにするには、最低限、何が必要だったのか。
逆に言うと、何をしていないからこういう反発が出るのか。
「身を切れ」、ということです。
仕分けの一番初めのテーマを、「国会議員の定数」「国会議員の給与」にしておくべきでしたね。
スパコンの是非をあの時間で論議できるのなら、上の二つもできるでしょう。
そこで国民の納得のいく回答が出ていれば、その後の話も比較的スムーズにいったでしょう。
(定数そのまま、給与据え置き、でも、その理由に納得がいけばいいんです)
「俺たちもこうして身を切ったんだから、お前たちも」という理屈は、単純ゆえに理解され易いですから。
私が直接的及び間接的に利用している各種サービスの中でも、削減対象はありました。
たとえば、「こども財団」のベビーシッター券とか。
システム的には無理があるなあと思っていましたが、あれがなくなると困る方が出てくる。
そういう方へのフォローを万全にお願いしますよ、与党各党様。