★好き嫌い少食には、栄養バランスよりも、味のバランスを整えよう! | 食べない子どもが食べたくなる!「ワクワクごはん大作戦」

★好き嫌い少食には、栄養バランスよりも、味のバランスを整えよう!

こんにちは~食育コーチの井上ききです。


きょうは、味のバランスの整え方をお伝えします。


好き嫌いや少食の子どもを見ていると、病気になっちゃうかも・・・。背が伸びないかも・・・。と心配になります。


その結果、「栄養」が気になってくる。


ところが、相手は好き嫌いが多かったり、少食なので、栄養バランスの整った食事を出せば出すほど、食べる量が少なくなってしまう。


こんな悪循環は、多くのママが経験されています。


でも、食べる量が増える、食事の出し方があります。


それは、色んな味付けで献立を整えること。


井上家は和食中心ですが、なるべく5つの調味料を使って、4種類の別の味のお料理を作るようにしています。


5つの調味料はこれ↓↓


①さとう

②しお

③お酢

④しょうゆ

⑤みそ


お馴染みですよね?「さ・し・す・せ・そ」ってやつです。



これを全部使って、4種類の味のおかずを作ると・・・


①塩味

②砂糖としょうゆの甘辛味

③お酢のすっぱい味

④みそ味


具体的には、下のような一汁三菜の献立になる。

子どもの好き嫌いと少食は直すベカラズ・・・-未設定

【塩味】 さわらの塩焼き

【砂糖としょうゆの甘辛い味】 黒豆と蓮根の煮物

【お酢と砂糖のすっぱい味】 パプリカとたまねぎのマリネ

【みそ味】 お味噌汁


味が色々だと、飽きないので、たくさん食べられるわけです。


もちろん、トマトソースやカレーパウダー、中華味、マヨネーズ味、ソース味があってもOKですし、我が家でもお料理します。レパートリーも広がりますよね。


ただ、日本食の調味料を中心に使いたい理由があります。


それは、発酵調味料は体にいいからです。お酢、しょうゆ、味噌は発酵調味料。日本人は昔から、これらの発酵調味料を使って体の調子を整えてきました。現代人の腸の弱さは、発酵調味料を摂取する量が減ってきたから、かもしれませんよ。


味のバランスについてまとめると、


色々な味付けのお料理を作ること。

そして、できるだけ、日本の調味料を使うこと。


こんな基本の献立を覚えておくと簡単です。

*魚の塩焼き

*根菜の煮物

*酢の物

*お味噌汁


↑これを作れば、味のバランスも、実は栄養バランスも整ってしまいます!離乳食なら、ここから取り分けてあげればOKですね。