★食わず嫌いさんにつける薬
食わず嫌いの長男が、それを克服するツボがわかりました!
こんにちは。食育コーチの井上ききです。
来週から、1年生も給食が始まります。
学童保育へ通う長男のお弁当を作り、次男を保育園へ送るついでに、作ったお弁当を、学童まで届ける。という日課から開放されます!
お疲れ!わたし。
さて、お弁当生活を半月やってみて、気づいたことがあります。
それは、食わず嫌いには、お弁当が一役買ってくれるな~と言うこと。
我が家のお弁当の中身、基本は、前日の夕食のおかずを入れます。もしくは、前々日のものも入っているときもあります。(※真夏のお弁当では気をつける必要がありま~す。)
画像、左端。れんこんの塩炒めです。
我が家の定番料理なんですが、今まで長男は、手をつけたことがありません。れんこんの煮物などを食べたときの、あの糸を引くのが、たまらなく 嫌いなのだそうです。
もちろん、れんこんの塩炒めはスライスしているので、糸はひかないのです。でも、「れんこんは、むり。」と言っていました。きっぱりとね。
食わず嫌いに他なりません。
この れんこんをスライスして、油で炒めて、塩だけで味付けするシンプルなお料理。是非、やってみてください。ポテトチップ級に、子どもが喜ぶ味!おつまみにもサイコー!ですから。
こんなに美味しいお料理なのに・・・食べたらきっと 大好きになるはずなのに…といつも思っていました。
そんな想いもあったので、お弁当生活が始まる前から、このれんこんの塩炒めは、一度入れてやろうと企んでいたわけです。あはは。
そんな、れんこん入りのお弁当を持たせた日、学童へ長男を迎えに行くわたし。まだ桜が満開の川べりをステップワゴンで走ってました。
れんこん、美味しかったって言うだろうな~とか思って。かなりドキドキしちゃってる。
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こんなことで、ドキドキできる私は、シアワセモノダ。
長男を車にのせると、まだ、シートベルトもはめていない長男に、「お弁当 全部食べた?」
「うん。」
「! れ、れんこんも!?」
「うん。」
「れんこんも?」
「うん!って いってるじゃん」
「おいしかった?」
「うん。」
「おいしかったのー?」
「うん、って いったじゃん。」
「でしょーーーーーー!!!」
「なんかね~。あまかった~。」
「あまかったんだ~。また、食べたい?」
「うん。また たべたい。」
「そっか~。食べられるものが また 増えたね!」
「うん^^」
れんこんの塩炒め以外にも、ごぼうのきんぴらや、厚揚げの煮物など、食卓では手をつけない おかずをお弁当に入れて持たせてみた。
やっぱり、ピカピカに食べてくる。この理由はなんだろう?と考えてみると…
お昼は、夕食のときよりもお腹がすいている可能性と、もうひとつは、お友達と食べると、楽しい。楽しいと美味しい。という精神的な効果も。また、お友達が残してないから、ぼくも。という気持ちもあるしね。
とりわけ、お弁当というものはワクワクする、このワクワクも、食べ物を美味しくする。
「お友達」という存在は大きいんだろうな~と思った。小学生にもなると、「お友達」の影響は大きい。
もしかすると、長男のお友達を夕食へご招待したら、いつもは食べない おかずを、片っ端から平らげるに違いない。毎日ご招待したら、毎日、残さず食べるのか?(ご招待しないけど。笑)
単なる食わず嫌いなら、こんなきっかけを 与えられれば、すぐに直っちゃうって事でしょうね。
