★「やっぱり、もういらない」
大好きなお芋の甘煮。
「ぼく、6こ たべるー!」と長男。
「じゃあ、3コ食べられたら、また、あげるね」と私。
「ろぉーこーー!! ぼく 6こ たべれるからーー!!」と長男。
「わかったわかった・・・。はいどうぞ。」
そして・・・食事が終わるころ。
「ねえ、おかーさん・・・・・。 ぼく やっぱり 3こ しか たべれない…(・_・;)」と小さな声で長男。
こんなこと、ちいさな子どもには、よ~くあることですね。きょうは、そんな時は、ま~ったく叱る必要なんてないんですよ!という話題。
こんばんは。
食育コーチの井上ききです。
はりきって、たくさん欲しいと言っておいて、結局は食べられない。小さな子どもには、まだまだ自分の食べられる量を、予測するのは難しい。
でも、こちらとしては、「ほら!言わんこっちゃない!だから、お母さんがいったでしょーー!」って言いたくなっちゃう時もありますね。
でも、このよ~くある出来事。せっかく、よ~くあるので、効果的に、子どもの自信を育てるためのコミュニケーションに変えてみたらいいですね。
↓↓
「ねえ、おかーさん。 ぼく やっぱり 3こ しか たべれない・・・」
このフレーズ。待ってました!と、こんな言葉をかけます。
「3個 食べられたね。」
これは、つまり こういうこと。
【出来なかったこと】に目を向けると→「3ヶしか食べられなかった」と否定したくなります。
*本人のほうが、むしろ、この事実にショックを受けてるご様子ですし・・・もう否定する必要もなさそうですね。
【出来たこと】に目を向けると→「3ヶ食べることが出来た」と認めることができます。
*本人すら、うっかり見過ごしていた、“3ヶ食べられた”という、紛れもない事実を認める、という意外性!?
この差は大きいです。さらに、こんな事まで。
「3ヶ、食べられたね。」と、言葉をかけると、長男はちょっと、拍子抜けした感じの表情で、数秒間固まり、(やっぱり・・・たべよっかな・・・)って顔をして、食べ始める!
ふと、長男のお皿を見ると、すっかり食べている。
↓
びっくりして、長男の顔を見る。
↓
誇らしそうに、笑っている。
↓
思いっきり一緒に喜ぶ。o(^▽^)oヘ(゚∀゚*)ノ
こんな事が起こりますよ。
