★「油」とか「脂」。どう付き合う?? | 食べない子どもが食べたくなる!「ワクワクごはん大作戦」

★「油」とか「脂」。どう付き合う??

子どもは「油」が好きですね。パパは「脂」が好きですね。きょうは、「油」や「脂」とどう付き合うか。という話題。


こんにちは。食育コーチの井上ききです。


今はぜったい体調崩せないな~って時は、不思議と風邪などひかないものです。緊張感?病は気から?交感神経が働いてるからでしょうかね~?


わからないですが、私、今だけは体調崩せません。だから、なんだって訳でもないですけどね。あはは。笑ってれば、風邪もひかないですわね。


「油」とは、サラダ油・ごま油・なたね油・オリーブオイル・こめ油などなど…植物性の油を意味します。揚げ物なんかに使います。


「脂」は動物やお魚の脂肪分です。お料理にバターやラードを使う場合は、これも「脂」ですね。


子どもって、揚げ物が好きですね。もちろん、大人もですが。サクッ、カリッとした食感が好きな子も多いでしょうが、油の味が好きな子もたくさんいます。


油に味??と思われるでしょうが、油にもちゃんと風味があって、これがけっこう癖になるわけです。


でも、この「油」の方は、体に必要な成分です。過剰に避ける必要はありませんよ。

さらに、パパは「脂」の方がお好みですか?


我が家のと~るさん(夫)は、もうアラフォー真っ只中なので、そんなに好まなくなっているようです。(草食化!?)


この「脂」は、みなさんもご存知の通り、生活習慣病を引き起こす悪いやつです。非常に体内に残りやすい成分なんですよ。


さらに、動物の脂身には、ダイオキシンなどの化学物質も、他の部位よりも多く含まれているのです。できたら、パパに限らず、子どもたちにも、たくさんは食べさせたくないですね。


私の中で、「油」と「脂」との付き合い方に、こんなルールを作っています。


■お肉は、揚げ物にしない。(お誕生日などの特別に日は除く。)

■「揚げる」という調理方法は、野菜を食べやすくするために使う。

■「脂」の多いお肉やお魚は、量を少なくいただく。


つまり、"から揚げ″は、お誕生日のご馳走です。ただでさえ、食べ過ぎちゃうお肉を、油で揚げて美味しくするなんて、意味がわからないのです。


さらに、さんま一尾は、成人男性にとっても、一日の脂肪分摂取量をオーバーしてしまいます。

*デスクワークの成人男性です。


夫婦仲良くはんぶんこ♪


そして、子どもたちが油の味が大好きならば、嫌いな野菜を食べやすくするために、利用します。


昨日は、切り干し大根を素揚げにしてみました。



子どもの好き嫌いをなくしたい!食育コーチが教える対応法


切り干し大根の甘みが最高!子どもも「あま~い!」と、喜んで食べますよ。見た目ほどパリポリしていません。サキイカが少しポリっとしてる感じですかね・・・


よく噛むので、お子様にお勧めですが、パパのおつまみにもいいですよ。


作り方は、揚げるだけ、なので簡単です。でも、注意深く揚げてくださいね。


手順はこんな具合。


①切り干し大根は、ほぐしておく。

②ごく低温の油で揚げる。菜ばしを握って待ち構える。

③ほんのり色が変わってきたら、すぐに引き上げる。余熱でさらに色づきます。

④塩をふって、できあがり。


油が高温だったり、少しでも揚げすぎたりすると、すぐに真っ黒けです。

こんな具合に。↓



子どもの好き嫌いをなくしたい!食育コーチが教える対応法


わたしは、2度も失敗しちゃいましたが、みなさんは、1回の失敗くらいで、上手に揚げてくださいね~。失敗は成功の元!


切干しさん、勉強させていただきました。ありがとう!