★治すな危険“ばっかり食べ”。
ごはんばっかりしか食べないんです。というお悩みをお聞きする事があります。“ごはんばっかり”は、「ばっかり食べ」の代表選手みたい・・・(笑)
きょうは、この「ばっかり食べ」について。
こんにちは。食育コーチの井上ききです。
すっかり更新が遅れていました。訪問してくださった方、ありがとうございました!
実は、長男がインフルエンザに感染。続いてわたしも。1週間は、インフルエンザと共に過ごしていました。
看病している時も、自分が病気のときも、お料理はあまりできませんでした。そんな時、週の初めに作った五目豆が、5日間ほど活躍していました。
こういうの、いつでも冷蔵庫に入っていると、助かりますね。
さて、「ばっかり食べ」で困っている方は多いですよね?ごはんしか食べない。とか、納豆ごはんしか食べない。パンしか食べない。
偏って食べていると、ちょっと心配になっちゃいますよね?
でも、これ、一時的なことです。多くの場合は、そのうち飽きて、他のものを食べ始めます。
なので、しばらく見守っていて大丈夫。子どもって、特別な病気でない限り、けっこうタフなんです。ばっかり食べでも、元気に生きれちゃう。
それでも、“ばっかり食べ”は何とかしたいもの。そんなときは、“ばっかり食べ”を否定するよりも、
「今日も いっぱい ごはんが食べられたね。」と“出来た事”の方を、承認してあげるといいですね。
認められていると、安心してこだわりを捨てられますが、認められていないと、いつまでも頑(かたく)なになる一方です。
今日は、我が家の次男、れんこんの金平が気に入ったようで、ひたすら蓮根を食べていました。けっきょく、ごはんもお味噌汁も残してしまいました。
こんな風に、好きなものばっかり食べちゃう時も多いものですが・・・残してしまった、ごはんやお味噌汁について伝えるとこうなります。
「ごはんも、お味噌汁も残しちゃったね。もったいないねぇ。」
一方、“出来たこと”について伝えると、「蓮根がいっぱい食べられたね。」です。
どちらの、言葉が次男の心の栄養になったでしょう?