★子どもの好き嫌いの原因は・・・
きょうは、子どもの好き嫌いの原因について書こうと思います。好き嫌いって、時々、たんなるワガママに観えるときがある。でも、実はきちんとした理由があるんです。
こんにちは。食育コーチの井上ききです。
先日、コーチング研修の講師として、稲沢市の祖父江にて、お仕事をさせていただきました。そのときに、スタッフの方が、「銀杏」をお土産にくださいました。祖父江は「銀杏」の名産地。
まったく存じ上げず、失礼しました。朝も晩もいただいております。こんなに美味しい秋の味覚、あったんですね。祖父江の銀杏は、ただの銀杏じゃない。
とまらなくなっちゃう。でも、銀杏って、たくさん食べちゃダメなんですよね?
さて、好き嫌いの話に戻りますが、子どものころ、わたしにも好き嫌いがありました。たぶん、銀杏も食べられなかったはず。
好き嫌いは、子どもに多くて、大人になるにつれて、食べられないものも減ってきますよね?ここが好き嫌いの原因に関係する点です。
人は、初めて食べる味を、「おいしい」と感じることができないんです。
でも、何度ほうれん草をお料理しても、子どもたちは、いつまでたっても「おいしい」とは言いませんよね?うちも、そうですよ。
その原因は、何かと言うと、
ほうれん草は、毎回微妙に、違う味をしているからです。
自然の中の食べ物は、産地や、細かい種類、収穫される季節などによって、微妙な味の違いがあります。しかも、お母さんのお料理の方法によっても、味や触感が変わってきます。
ですので、ほうれん草を「おいしい」と感じるまでには、膨大なほうれん草の味のデータが必要なのです。だから、大人になると、だんだん食べられるものが増えてくる。
季節の野菜を美味しいと感じることができるのは、少しずつでも、野菜を食べてきたからなのです。
一方、インスタント食品や、加工食品は、いつもどこで食べても同じ味。だから、子どもたちは、大好きなんですね。子どもたちに限らず、みんな大好きです。
子どもたちが、インスタントの物を好んで食べるからといって、与え続けると、好き嫌いは改善しないまま、大人になってしまう可能性が高いと言うことです。
だからと言って、きらいな食べ物を無理やり口へ押し込むのは、絶対にやめてくださいね。「無理やり食べさせる」事が更に、好き嫌いを多くしちゃいます。
この続きは、次回書きますね。
お楽しみに~!
〔主菜〕 さといもと豚肉の煮物
〔副菜〕 納豆
〔副副菜〕 蒸し白菜を、ごまと塩昆布としょうゆをかけて
〔汁物〕 たまねぎ、豆腐、わかめのお味噌汁




