★「噛まずに飲み込む」でお悩みですか?
[主菜] 鮭のチャンチャン焼き
[副菜] 大根と油揚げの煮物
[副副菜] 大根の皮と出がらし昆布のきんぴら
[汁物] 豆腐とわかめのおすまし
大根の皮のきんぴらには、出汁に使った後の昆布を刻んで一緒に炒めました。こういうお料理を作っているときって、いい気持ち。
いい気持ちって言うのは、つまり、自分が自分でいられるって感じかも。こんな気持ち、子どもたちが、どのくらい大きくなったら伝わるのでしょう?いつか話してあげたいです。
食べ物を大切にしていたい、という思いを、見事に実現できたとき、しかも美味しくそれをやれてしまった時、とっても気持ちがいい。
話は少し変わって、食事のときの困りごと、こんなご相談をよく受けます。
「あまり噛まないで飲み込んでるみたいなんです・・・。どうしたら、噛んで食べられるようになりますか・・・?」
実は、我が家でも、次男が噛むことが苦手です。
カレーライスの時なんかは、まったく噛まずに、飲み込んでゆきます。それはそれは幸せそうな顔で。
でも、
「よく噛んで食べてね。」という言葉も
「よく噛んで食べなさい!」という言葉も
「よく噛まないと、お腹痛くなるよ!」と言う言葉も
まったく効果がない。
唯一、我が家で効果があるのは、これ。
噛むことを楽しませてあげること。
具体的にはこんな感じ。
まず、食事中の次男を監視・・・じゃなくて、よく観察。必ず、ちゃんと噛んでいる時が、少しはあるはず。
偶然にも、よく噛んでいる時が、チャンス!!
「わおっ!カミカミいっぱいできたね~!すごーーいっ!!カミカミ上手になったんだね!」と、大げさに褒めて、喜ぶ。
次男は最初は「なに!?」という顔をしましたが、次の瞬間には・・・
「でしょ~?ぼくって、かみかみ じょうずでしょ~?」という顔で、ますますよく噛んで食べ始めるのです。
そしたら、またまた褒めるのです。
次の日からも、この順番で・・・噛んでいる瞬間を、しっかり見つける→褒める
これだけ。
噛むことが徐々に習慣化して、大げさに褒めるまでもなくなったら、「きょうも、ちゃんとカミカミできたね。」こんな認める言葉も使っていますよ。



