つばき姫のお話
小説やオペラで有名な椿姫のお話ではなく
ある男性のつばき姫のお話
初恋は いつか覚えていますか?
その人を思うと胸がキュンとなるような感じ
男の子は 同じクラスの女の子に恋をしました
同じクラスであるのに 女の子の存在に半年気づきませんでした
女の子同士で遊んでいるときに声をかけられて
その輪の中に入ったときに つばき姫がいました
男の子は そのつばき姫に恋をしました
席替えがあると 友達に頼んで席を交換してもらったりして
なんとか近くにいられるようにしました
シャイな男の子は思いを告げられずに 月日は流れ
毎年 つばき姫の誕生日には 同級生として
メッセージを送ります
年取ったね おめでとう と
そして来年の還暦の誕生日には
ある決心を
好きだった思いを伝えることにしたそうです
初めてあったときに まるでつばき姫のようだった
理想の女性だったこと
この先 お互いに年を重ねていき
どうなるかわからないから
この思いを伝えておかないと後悔しそうなこと
これから先 一人になるような時が来たら
つばき姫を守り支えて行こう
シャイな男の子とつばき姫の物語
訳 久山 太市
評論社
エルフィーとぼくは一緒に大きくなった
ある朝 目が覚めるとエルフィーが死んでいた
深い悲しみにくれながらも
ぼくには ひとつ なぐさめがあった
愛することと向き合う絵本
愛するということ
愛を伝えること
今を生きること
愛することは 大切なこと
愛するって素敵なことですね