鬱屈三年意始伸
 還末今日萬新
 誰云国破山河在
 満目是正天下春

 岸信介がA級戦犯に捕らわれ、巣鴨プリムスに三年を過ごし釈放された。満州国における岸信介が政治的にどのような位置に有ったかは戦犯の評価が分かれる。ただ岸信介が新しい自由を手にし、第五十六代内閣総理大臣、昭和三十六年六月就任に向けて歩きだした。