昭和59年2 月27日 山口の屋内射撃場で小銃乱射事件がおこった。これは17普連1中隊であった事ですが、当時射座にいた者に聞きました。この隊員は再入隊で少し変わっていたそうです。射撃の時、横に補助の隊員が付きます。弾薬を渡したり、蝉取りと言って網で薬きょうを落としたりします。動作が遅かったのか、足で少し蹴るとそのまま横を向いて撃ったそうです。後日営内班長が自殺され忌まわしい事件として誰もこの事を話すことは無くなった。前の的を見てそれとなく左右に気を配るようになりました。はたして自分がその場に同じ隊員としていたら、班長だったら、指揮官だったら、軍隊の悲しい話です。