水兵の私物は、この手箱だけ。手箱を机代わりに、手紙を書いたりしたのだ。昭和二十年代の戦艦大和の映画に、当時の関係者が旧海軍そのままに写し出している。沈没時、波間に手箱が漂い最後をむかえる。今でも手箱の中に、海の風が残っているような気 がする。
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