最近つくづく思う。

人間の頭脳はオモチャの刀かせいぜいなまくら刀程度の斬れ味しか持ってない。

唯言を書き続け、いろいろな本や記事を読み周囲と自分の発言を観察すると、人間は昔からまるで進歩していないことがわかる。

昔の人間がした間違いを、目先や上っ面を変えて繰り返している。

だからもう、人間の知能そのものを向上させるなんて無理なんだと思う。

オモチャの刀はどれだけ磨いてもオモチャに過ぎない。
そんなものを振り回して剣豪気取るなんて馬鹿げたことだ。

だから刀そのものを磨くのではなく、斬ったものを磨くのだ。

いびつでひしゃげた断面をカンナで削りヤスリで磨き、さも名刀で斬ったかのように仕上げる。

人の思考、そして文化、風潮、教育はそういうものであったほうがいいと思う。

俺達の知性はただそれだけで何もかも見抜き、気づき、見通せるようには出来ていないし、それができるよう鍛えることもできない。

だからこそ、自分の思考が導き出したものをよくチェックする必要がある。
そのために必要なのは、

人に聞く
本などの資料にあたる
トンデモ話検出キットを使う

そういうことが必要なのではないだろうか?

それらを”ヤスリ”として常に持っておく。

そうでなければ、過去にさんざん繰り返してきた過ちを、今まさに繰り返しているように、今後も繰り返してしまうだろう。

下のバナーを1クリックお願いします。
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村