本田会長「追放してほしい」ネリ体重超過に強い口調

山中撃破ネリに「帰れ」と怒号「また日本で試合を」

山中、ネリに完敗認めつつも苦言「本当に人として失格だなと」

今月1日、WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦ルイス・ネリvs山中慎介の試合が行われた。

前日の計量でネリは体重を超過していた。だが、ルールではそこで山中慎介選手が勝つのではなく、王座はネリから剥奪され、ネリが勝利すれば王座は空位となり、山中慎介選手が勝てばチャンピオンとなる。

そこで、山中選手は敗北し、王座は空位となった。

なんだこれ?

解せないのは、「なぜ試合をしたのか?」だ。

もしも体重以外の全ての能力が同じなら、体重が重い方が有利だ。だからこその階級、だからこその制限体重のはず。

それを超えていても試合をするとは何なのか?なぜそんなルールになっているのか?

しかも、ネリはファイトマネーまで満額もらえるという。

何がなんやらわからない。

個人的には、試合はなし、山中選手の不戦勝、生じた損害はネリの負担というのが妥当だろうと思う。

これは何も山中選手が負けたから言っているわけではない。正直言って、普段ボクシングを見ないから、どの選手が特にひいきというわけではない。

だから、上の提案は、要するに体重超過があったら超過した選手は不戦敗、その損害を負担するということだ。

正直このルール、ボクシングという競技の本質と対立しているように思う。

これなら階級制などなくして、無差別級でやったらどうか?

その方が、いっそせいせいするだろう。


上の記事を書いていたら、こんなニュースが飛び込んできた。
ネリのファイトマネー7割凍結、WBCから待った

ネリ無期限資格停止 WBC「受け入れがたい」

適正な動きだと思う。今後注視したい。



国民栄誉賞 基準あいまい 首相の政治判断大きく

羽生結弦選手が国民栄誉賞を受賞するらしい。

少なくとも、内閣はそう決めたようだ。

しかし、これには納得いかない。

オリンピック二連覇という点を評価しての授賞らしいが、それが理由なら他にも授賞していい選手はいたはずだ。

俺がパッと思いつく限りでも、体操の内村航平選手(二連覇)、柔道の野村忠宏氏(三連覇)。

単にメダルの数で言っても両者は羽生結弦選手を上回る。

今に始まったことではないが、国民栄誉賞は選考基準が曖昧で、はっきり言って総理大臣が人気取りのために贈っている気がしてならない。

羽生結弦選手の場合、「震災を乗り越えた」という点も評価されたらしいが、そういうセンチメンタルなことを持ち出すあたり、上のような批判を封じるために先手を打ったような感じがして気に食わない。

「震災を乗り越えた」なんて理由で贈っていい賞なら、

今なお被災地で暮らす被災者にも贈ったらどうか?

現地で暮らし、絶えず復興に寄与している彼らは充分その栄誉に値するだろう。

ついでに、震災当時に救助活動に入った自衛隊員にもあげたっていい。

その活躍、貢献は言うまでもないだろう。

俺が国民栄誉賞に言いたいのはひとつだ。

本当に「栄誉」ある賞にしたいなら基準を厳しくする、その気がないならもう「あwこれ総理の気分であげてるんでw」と白状する。

「『栄誉』ある賞ということにしたいけど、人気取りにも利用したい」そんなスケベ根性の見え隠れする賞なんていらない。

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