<特別訴答>と<論点回避>は引用だけで十分だろう。
前者は「苦し紛れに~」の部分が、後者は例にそれぞれわかりやすい説明がついている。

<観測結果の選り好み>と<少数の統計>、<統計の誤解>この3つが日常とくに表れていると思われるのが、個人的には占いの類だろう。

俺の考えている例が、正確にこれらに当てはまるかは微妙なところではあるが。

例えばこんな例はどうだろう?
学校で、数日前受けたテストの結果が返ってきた。一人の生徒がその結果を見て喜びながらこう言った。
「朝の占いを見たら今日は運のいい日だった!占いが当たった!」
さて、これは適切な考えだろうか?もちろん、そもそも占いなんて当てにならない、ということは考えないとして。

これは不適切だ。

なぜって、テストの結果は自分が答えを記入して、提出したらもう変わることはない。たとえ、採点がまだだったとしても。

つまり、テストが返ってくる当日の占いなど見たってしょうがない。大事なのは、テストを受けた日の占いだ。

これでは、仮に占いというものが当たるものだったとしても、占いのおかげとは到底言えない。

(続く)

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