こんちには、まるこめです(^^)

いつもありがとうございます✨




初めてのかたはこちらからご覧ください。











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実は、もう数ヶ月前になるのですが

私はある、自分にとっては

衝撃的な経験をしました。

それは長年、私が

「こうありたい」

「こういう人間になりたい」

と思って頑張ってきたことが

自分には無理なんだってことを

思い知らされるような経験でした。









(もう、紆余曲折を経て

こうやって書けるほど

消化し終わったお話です✨

安心して読み進んでください。

共感性の高い方や、優しい方のため

読むのが重くないように

一応注釈させていただきます)








人には誰でも、理想というものがあります。

そして理想には、タイプが2つあります。







ひとつは

出来そうだから、自分と近しいからこそ

その更に高みにあるものを

目指すタイプの理想。






もうひとつは

無い物ねだりのような

本来の自分の性質とは正反対だからこそ

追い求めてしまうタイプの理想ですね。







今回の私のパターンは

まさに後者の、

無い物ねだりのパターンでした。








『事実を受け入れる』

これはしようとすると

意外と難しいものです。

それは

なんとなくのニュアンスでは理解できても

具体的にどうするのが『受け入れる』なのか

どうなったら『受け入れた』の完了なのかが

分かりづらいから、ではないでしょうか。








この数ヶ月、

ひたすら悩んだり

脳みそが絞れるほど考えたり、

いろんな人に相談したりしました。

答えやヒントが書いてありそうな

書籍やネットの記事を読みあさったり

感情を排除しようとしてみたり。

その事実を受け入れたくて

とにかくありとあらゆる事をしました。








それでね。

結果なんですが

受け入れるっていうのは

『ポジティヴな形のあきらめ』

なんだな!って、思い至りました。













あきらめるっていうと、一般的にはきっと

すごく暗いイメージですよね。

涙を飲んで「あきらめる」

苦渋の選択として「あきらめる」

みたいな感じですね。








でも、ほんとうは

諦めることのそれ自体は

ポジティヴで、前向きなこと

「前に進むこと」

でもあると思うんです。









自分には出来ないんだ、無理なんだ

っていうのを受け入れる。

もしくは、自分以外の誰かが

何かを出来ない、無理なんだ

っていうのを受け入れる。









それは、

受け入れる為に具体的にすることとは、

なんのことはない

ただ

「無理なものは無理!ないものはない!」

と、みとめ諦めることです。










ほんとに、なんのことはない

受け入れる、とは

そうであることが「そう」なんだって

腑に落とすこと、なんですよね。

だけど人間っていうのは

時間のかかる生き物なんです。

何事においてもね。








だから、時間をかけて

腑に落とす。

九九を言うように

胸につかえるたび、思い返すたびに

「ないものはない!」と

心のなかでいいので繰り返してみる。

9 × 9 が何の疑いもなく81であるが如く、

トイレに入ったら流す、

食べたら歯を磨く、

リンゴを離すと地面に落ちる、みたいに

無理なものは無理。

ないものはないんです。

それだけ。








そしてね、そのうち

「ちゃんと時間を蓄積する」とね、

あぁそうかぁってちゃんと落ちます。

トイレを流すのは悪いことじゃないし

歯を磨くのも罪じゃないし

重力は、ただそこにある現象なんだな

って思うようになります。

青い空を見るような気分で、

諦めがつきます。

それはとても、すがすがしい気分です。











なにかが無理、出来ないことも

なにかがここにないことも。

別に悪いことじゃなく、罪でもなく

ただの現象で

自分が、相手が

そう言う生き物だってことを知った

っていう、それだけのことなんですね。







これが

ポジティヴあきらめ、

そして

『受け入れる』ということ。








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生き物には、それぞれに性質があります。

黒いもの、白いもの。

長いもの、短いもの。

ニャンと鳴いたり、ガウと吠えたり

すごい速さで走る、跳躍力に秀でてる。

水中で生きてたり、空を飛んだり

暑いと死ぬ種、寒いと死ぬ種。

100年以上生きる種。1日18時間寝る種。

その上当然個体差があって

喋る鳥がいたり、巨大生物になってみたり

なんだか…

いのちって多様ですごい!!

ここに尽きるんですよね。









だから、いいの。

なにも問題ないの。

なくっても。出来なくっても。

そして、なんのことはない

自分が、相手が、

どういう性質の生き物か

それがわかったら

その生き物の生息域で、スタイルで

生きていけばいいの。

出来る範囲で、可能なら力を借りあって

生きていけばいいの。









でもね。

ここまできて

「でも…やっぱり諦めがつかない!」

ということもあります笑

それもまぁ、またよし、ですね。

あ、まさかの

あきらめつかない種、でしょうか笑

そういうことにしておきましょう!

もう少し時間が必要なだけ、

かもしれないですしね。










受け入れる。

これは時間のかかることです。

人間は時間のかかる生きものです。

それを、許してあげましょう。

自分にも、相手にも。

そして右往左往しながら

またおんなじところをめぐり出したら

「無理なものは無理!ないものはない!」

呪文のように繰り返します。

そのうち、その時が来たら

ちゃんと腑に落ちます。

大丈夫です(^^)










先頭きって走れなくても

30人31脚みたいに

集団で走るのは上手かもしれない。

いやいやまてよ、もしかしたら

生息域が地面じゃないのかもしれない。







料理ができないくても

家事が苦手でも

誰よりも上手に「美味しい」と

言えるかもしれない。







話すのが苦手だったり

会話の中ですぐ迷子になる人も

それが相手をホッとさせる

持って生まれた才能なのかもしれない。






運動がからっきしダメ

数字に弱い、活字が読めない

恋愛(異性、もしくはマンツー)が苦手

大人数が無理

聞いても忘れる

じっとしてられない

なにがしかの才能がない、とか

なにがしかの能力がない、とか。









あなただけの才能。生息域。

「水を得た魚のように」

それを見つけるには

まず自分の性質を受け入れよう。






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飛ぼう飛ぼうとしてたけど

よくみたら、ペンギンじゃん

早く飛べよと思っていたけど

よくみたら、ダチョウじゃん








だとしたら、はなから飛ばない生き物です。

それを受け入れる。知る。

飛ばない生き物。

だけど

見てるだけで癒す、寒さに強い種、かも。

すごい破壊力でつつける種、かも笑








そうなの、

パンダなのにユーカリ消化しようとするから

胃がやられるんです。

ライオンなのに草を食んで生きようとするから

からだがもたないんです。

ないものはないんだし、なくていいの。

無理なものは無理なんだし、無理でいいの。

受け入れて、そしたらその後は

ちゃんと自分を生きよう。






ないものはないし、

無理なものは無理なの。

それはとっても明るい光。

それをちゃんと見つめたら

自分が、誰かが

水を得た魚のように

いきいきと生きられます。






まるこめ