子供の頃、大人になったら「正しい人」になれるんだと思ってました。



小さなことで怒ったりしなくなれる。

嫌な事をされても余裕で許せる。

相手の気持ちを言われなくても理解出来る。

理解出来るから上手に配慮出来る。

誰とでも仲良く出来る。

悪いことは悪い、正しいことは正しいと言える。





これは実は、高校くらいまではうっすら信じていて、これが幻想で、そんな人間なんかいないんだ、なれないんだって気付いたのは20歳手前くらいでした。


おぉ…純粋だったな私。
(注:もうだいぶすすけております)









時は変わって、現在。


足の指、というのは、いつもその人の方向性を指してます。




あっちもこっちもやりたいとか、決めかねてる、進路になやんでる方は、足の指が1本1本バラバラの方を向いてますね。




あれもしたい。

これもしてみたい。

だかしかし、あっちに行かなきゃいけない。

こっちもしろと言われた。



いろいろと考えすぎちゃって、迷いすぎちゃって。
頑張っていろいろ手を出してみてるのに、頑張ってるのにかえって足元の安定感が悪くなります。



ちょっとイメージ掴みづらいかな?
{9EBCDA3C-AD7D-498D-A986-BF4AB7516FC0}
(目に優しいかと思ってミドリで描いてみた)













もうひとつ、足の指で分かるのは、気持ちが頑なになっちゃってる人。

正しいこと史上主義な人は、苦しいんですね。

こうじゃなきゃっていうのがあるから、苦しい。




人間なんて、全員「気分」というのがあります。

だから「こうするのが正しい」「こうしておけば完璧」っていうのはあっても、なんか違うことしてみたい「気分」の日とかあって普通です。





夜寝る前にカフェインを取りすぎると良くないらしいですよ、とかいいながら

夜中にコーヒーがぶ飲みしたい気分の時、あります。
(そしてその衝動に負ける私)




糖質がうんぬんと言いながら、やっぱり芋ようかんを頬張る私。
(これはただの食い意地)






ね、誰にでも「気分」はあって普通です。

だけど、こうじゃなきゃってポリシーがそれを許さないから、いきなり違う方とか向けないんです。





そうすると、たいてい足の指がカタイ。

指自体が張ってカタイ、のではなく、動きが悪いというのかな?

動かない。




足の指を1本つかんで、いっぽんずつグーリグリ回してみると、動かない指・方向がある。

もしくは足の指と指の間に手の指を入れて、グッと開けない。

グッと開こうとすると、裂け「そう」に痛い。

通常ここの皮膚はそんなんで裂けません。











じゃあどうしましょう?


あ、でもね、困ってない人はいいんです。

でも実際、進む方向が分からなくて、指の向きが あっぺとっぺ(こっちの方言で「あっちこっち」)な人は?

気持ちが頑なで、したいように出来なくて苦しい人は?

じゃあどうしましょう?







足の指の間を毎日きっちり洗ってみましょう。

まず1ヶ月。


めんどくさい?

いやいや笑

じゃあ2、3日に1回でもいいです。

足クサ予防もいいから洗いましょう、ね?笑

動かすと痛い人も、出来る範囲でグッと広げて洗います。

爪の間とかも出来ればね。





足の指の向きがむっちゃくちゃな人は、あわあわ流すついでによーく指を回してください。

1本1本つかんでグーリグリと。






いいんです、何したって。

正しくなくたって。

なんなら今決めなくてもいいんですから。

気分で決めてもいいんです。

イザ大切な決断のその時が来れば、あ、こっちね、ハイハイってきっと分かります。












だから、来たるそのときの為に、地面をつかむ『足の指』柔らかくしときましょう。


バスケのピボットみたいに。

クルッと方向転換したって、ぜんぜんいいんです。

体重移動もなんのその。

忍び足もお手の物。

跳躍も、着地も、柔らかい方がケガをしづらいですよね!









まるこめ